宇城市電子納品管理システム導入業務委託 仕様書 宇城市 目次 1 基本事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1 (1)委託の名称 (2)納入場所 (3)電子納品管理システム導入の目的 (4)委託期間 (5)主な業務内容 2 導入スケジュール等・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・1~2 3 導入体制・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 4 前提事項・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2 5 システム要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・2~3 (1)基本事項 (2)電子納品検査プログラム (3)CADシステム (4)電子納品保管管理システム (5)機器・ソフトウェア (6)ネットワーク 6 セキュリティ要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 7 可用性要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・3 (1)バックアップ 8 運用・保守要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 (1)基本保守 (2)運用サポート 9 成果品の納入・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・4 10その他の要件・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・5 (1)秘密の保持 (2)その他 宇城市電子納品管理システム導入業務委託仕様書 1 基本事項 (1)委託の名称 宇城市電子納品管理システム導入業務委託 (2)納入場所 宇城市松橋町大野85番地 (3)電子納品管理システム導入の目的 本市が実施している建設関係の調査、測量、設計、工事などの最終成果(図面、 地図や書類、写真等)を電子データで納品させ、電子成果品の膨大なデータを安全 かつ効率的にサーバで一元管理することで、成果品の省資源・省スペース化さらに は情報の検索・閲覧の迅速化を図り、今後のデータの共有や有効活用を行い事務の 効率化を目的とする。 (4)委託期間 契約締結の翌日から平成29年3月31日まで なお、平成29年4月以降のソフトウェア及びハードウェアの保守契約は、別途 5年契約とする。契約期間は、平成29年4月1日から平成34年3月31日まで とする。 (5)主な業務内容 ①電子納品検査プログラム導入 ②CADシステム導入 ③電子納品保管管理システム導入 ④職員へのシステム操作研修 ⑤電子納品対象業者への説明会支援 ⑥電子納品管理システムの保守 2 導入スケジュール等 (1)受託者として特定された者は、契約締結日までに次の書類を提出すること。 ・導入スケジュール ・データ内容一覧 ・業務担当者一覧 (2)平成29年4月1日以降に発注を行う工事及び工事関係業務委託(以下「委託」と いう。)の一部について、電子納品を義務付ける予定であるため、全体の納品は2月 末までとし、1月から3月末までの間に、宇城市職員への操作説明及び対象業者に対 する説明会支援の実施、また、職員の求めに応じ現地にて操作指導等を誠実に実施す ること。 (3)上記(2)を踏まえ、受託者は委託者と十分協議のうえ、業務開始後速やかに業務 -1- 計画を作成し提出すること。また、業務の進捗状況について毎月月末に書面にて報告 することとする。 (4)受託者は、委託者との協議事項その他について後日確認ができるように、内容等の 明細を記載した記録簿を備えるものとし、必要に応じ委託者の指示により提出しなけ ればならない。 3 導入体制 受託者は、本業務における作業内容を理解し、実施するために必要な知識及び能力 を有する担当者を配置し、円滑に業務を履行できる体制を整えること。 4 前提事項 (1)利用環境 No 項目 内容 1 利用者数 40人程度 2 クライアント台数 40台程度 3 同時稼働ライセンス数 5台程度 4 プリンター 富士通 5 ネットワーク 庁内:100Mbps 6 ドメイン LGWAN 7 利用場所 宇城市庁舎(本庁、三角支所、小川支所) 8 利用環境 メール、プロキシ 9 データ保存 ファイルサーバ XL-9321 5 システム要件 (1)基本事項 ① 電子納品管理システム(以下「システム」という。)は、自治体導入実績を有し たものであり、十分にセキュリティ性が確保できることを原則とする。 ② 宇城市電子納品運用ガイドライン(案)に基づいたシステムとする。 ③ ネットワーク運用を可能とし、同時稼働台数は5台程度とするが、インストール 端末の台数は40台程度とする。 ④ ログイン時にID/パスワードによる認証を行い、ユーザー毎に利用権限が設定 でき、権限を有する者のみが簡易な処理メニュー等から処理を行い、結果確認が できること。 ⑤ 本システム及びデータのバックアップを毎日、職員の負担なく実行可能であるこ と。 -2- (2)電子納品検査プログラム ① 納品されたデータを検査し、エラー検出、修正指示等の機能を有していること。 ② 処理が円滑に行われ、動作がスムーズにできること。 (3)CADシステム ① 発注図面及び変更図面作成等、職員が容易に作業を行えること。 ② システムの操作方法について、職員が理解し易く、短期間で習得可能な簡潔な 操作にすること。 (4)電子納品保管管理システム ① 納品された電子媒体及び既存資料の登録が行えること。 ② 保管データを複数の検索方法により抽出し、ダウンロードできること。 (5)機器・ソフトウェア ① 本システムを運用するために必要な機器・ソフトウェア等が、最低5年間は良 好な稼動が可能でデータを保管するのに十分な容量を確保する機器構成である こと。 ※参考(過去5年間の工事及び委託業務の件数は下記のとおりである。) 工事:約1,900件 委託:約 900件 ② 使用時に支障なく動作するスペックを有する機器構成であること。なお、サーバ については、メーカー5年間保守サービス付き(オンサイト保守)であること。 ③ UPS(無停電電源装置)含み、また、電源ON・OFFを自動化するためのソフ トウェアを含むこと。 ④ クライアント、プリンター、ネットワーク関連については、既存の機器を使用す ること。 ⑤ サーバのウイルス対策について講じること。 (6)ネットワーク 庁舎内のネットワーク配線は既設のLANを利用し、本業務の範囲には含まない。 6 セキュリティ要件 セキュリティについては、ウイルス、マルウェア、不正アクセス等への対策を考 えた構成とすること。 7 可用性要件 (1)バックアップ データをバックアップする機能を有すること。ただし、ユーザーが作成したデー タの保存先として、本市のファイルサーバのバックアップ機能によるバックアップ も可能とする。 なお、本市のファイルサーバをバックアップ先として使用する場合は、500G -3- Bを限度とする。 8 運用・保守要件 (1)基本保守 ① 受託者は、問合せ、不具合の調査、制度改正への対応、機能追加及びバージョ ンアップ等の保守を実施すること。 ② 受託者は、契約時に委託者へ、保守を行う担当者、連絡窓口及び対応フロー等、 サポート体制がわかる書類を提出すること。 ③ 保守対応の時間は、8時30分から17時15分まで(年末年始及び土・日・ 祝祭日を除く)とする。ただし、緊急を要する場合はこの限りではない。 ④ システムの不具合等により業務が停止した場合は、委託者からの連絡を受けて 2時間以内に対応策を提示すること。ただし、大規模な天災など止むを得ない事 由があればその限りではない。 ⑤ 受託者は障害対応時には、別途作業報告書を作成し、委託者へ提出すること。 ⑥ システム改修については、受託者に瑕疵がある場合を除き本業務の対象外とし、 双方協議のうえ別途実施するものとする。 ⑦ 保守に係る受託者の交通宿泊費および諸経費など、全ての諸経費は委託料に含 むものとする。 (2)運用サポート ① システムの導入時または委託者から要望があった場合は、操作研修を実施する こと。なお、研修に必要なテキスト等は、受託者の負担で準備するものとする。 ② 電子納品の本格導入に際して、必要な場合は宇城市登録業者に対する説明会の 支援を行うこととする。なお、説明会における資料の作成は受託者が行うもの とする。 ③ 委託者からの要望、問合わせの内容及びその進捗情報を管理し、後日確認がで きるように、内容等の明細を記載した記録簿を備え、委託者から状況報告の依 頼があった場合は提出すること。 9 成果品の納入 本業務における成果品は次のとおりとする。また、システムについては正常に利用でき るようセットアップを行うものとする。なお、成果品については電子データ(CD)も併 せて納入し、納入前にはウイルス対策を実施すること。具体的な成果物の種類及び内容に ついては、双方協議のうえ作成する。 ・システム構成図 ・保守体制及び保守フロー(緊急時含む) ・操作マニュアル ・打合せ記録簿 ・職員操作研修テキスト ・業者説明会資料 等 -4- 10 その他の要件 (1)秘密の保持 受託者は、本業務の遂行上知り得た一切の情報を第三者に漏らしてはならない。 また、業務終了後においても同様とする。 (2)その他 この仕様書に定めのない事項は、双方協議のうえ、再度、詳細な内容を定めるも のとする。 -5-
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