ノロウィルスとは…

ノロウィルスとは…
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乳幼児から高齢者まで幅広い年齢層に感染性胃腸炎を引き起こすウィルス
冬場に流行し 12 月~2 月にピークをむかえる
ほぼ球形のとても小さい病原体・少量(10~100 個)で感染する
発症率が高い(人から人への感染)
潜伏期間は 24 時間~48 時間
症状は吐き気・嘔吐・腹痛・下痢・38℃以下の発熱
回復後もしばらくウィルスは排出される(中には感染しても症状を示さない場合もあります)
≪吐物処理方法≫
※物品
マスク・使い捨て手袋(2 枚重ね)・ペーパータオル・シューズカバー(ビニールでも可)・シャワーキャップ・
吐物を入れる大きめのビニール(二重にセット)・段ボールの切れ端(2 枚)・ビニール袋・新聞紙・
2ℓぺットボトル 2 本(①0.2%消毒液(キッチンハイタ―等の塩素を水で薄めたもの)/②0.5%消毒液)
※処理方法
・当事者への対応・周りにいた人の退避・濃厚接触者の把握を確実に行い、感染の拡大を予防する。
・汚染区域は半径3m とする
① マスク・手袋(2枚重ね)・シューズカバー(なければビニールを履く)・シャワーキャップを装着する
② 吐物を入れるビニール袋を2重に設置する
③ 吐物を覆うようにペーパータオルをかける(新聞紙は直接吐物にかけない)
④ ペーパータオルの上から全体が浸るように消毒液(濃度 0.5%)をかける
(勢いよくかけると拡大してしまうため、丁寧に静かにかける)
⑤ 処理応援者がいる場合は窓を開け換気を行う
④
(応援者は汚染区域3m 外より物品が不足している場合、用意介助を行う)
⑥ 吐物周り半径3m 以内の床に新聞紙を敷き詰め、消毒液(0.2%)をかける
(新聞紙は水をはじく為、しっかりと消毒液をかける)
⑥
⑦ ウィルスの拡散を防ぐため段ボールの切れ端を使用し、外側から内側へと一方向へ新聞紙・
ペーパータオルごと嘔吐物を集め、ビニール袋に入れる。全体が拭き取れたら外側の手袋1枚を取り、
ビニールに入れ、ビニール袋1枚目を縛る
⑧ 消毒液で床がびしょびしょの場合、ぞうきんで拭く
⑨ ぞうきん・足に履いていたビニール・シャワーキャップ・手袋・
マスクの順に外し、ビニールに入れて縛る
⑩ 汚染区域 3m 外に準備しておいたビニールに入れ処理を終了する
⑪ 嘔吐物処理を行った後は石鹸と流水で十分に手洗い・うがいをする
⑦
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稽古場で処理を行った場合、保護者への連絡を確実に行ってください。
24~48 時間は子供の体調様子確認をお願いします。
ノロウィルス対策のためだけでなく、日々の手洗いうがいはとても大切です。
石鹸でよく洗い、流水で十分に洗い流しましょう。蛇口にウィルスがついている場合もあるので手洗いと
同時に蛇口を洗う事も忘れずに。
手が荒れていると皮膚の間に菌が入り込み十分に洗ったつもりでも洗えていない時があります。
手洗い後はハンドクリームを塗って手荒れを防ぎましょう。
クリームを塗ることでコーティングされ、皮膚の間に菌が入りにくくなります。
これからの時期、風邪・インフルエンザも流行しますので、規則正しい生活・バランスの良い食事・十分な
睡眠と共に手洗いを見直してみましょう。