今週の倫理９９０号２０１６.８.１３～８.１９八月のテーマ短所を多面的に眺めてみるどう見るかえ・たむらかずみ「あんな人だとは思わなかっという見方・考え方です。す。単純にいえば「これがよい」うになるのは当然であり、自然で舵を切るはずです。人や物事を多面的に見る自分にに遭遇して舌を巻く … といったことは片言の英語で堂々と話す場面かの陰に隠れていた人が、外国人日頃は引っ込み思案で、いつも誰もまた様々な面を持っています。なっていると考えれば、現状のよ姿は、そうなる理由があってそうる」ということです。今ある個の個は皆、そのままの姿で完全であこれはその名の通り、「すべての方や考え方の原理原則があります。自然・森羅万象すべてに対する見」という、人・物（・ぜ全体もしなやかで明るい環境へと見方・考え方へと変われば、会社経営者や上司が、長所伸展的なしなやかなものとなるでしょう。互いの人間関係も、さらに明るく、たやすく、効果も期待できます。所伸展」で長所を伸ばす方が容易のです。その慎重さを活かした「長他人だけではなく、一人の人間んこかいかん）て当然です。純粋倫理の学びに「全個皆完なります。「愚図ではなく慎重」な違うのですから、ある意味、違っ学歴・思想・職業・経験知などがも、性別・年代・生い立ち・容姿・教・国柄も違えば、同じ日本人で様な生き物です。人種・文化・宗人はそれぞれ十人十色、多種多白いのではないでしょうか。にならないからこそ、かえって面に深みや味わいがあり、思うようでしょう。まさに多面的なところを受け入れた方が素直だといえるだけ多面的に捉えて、あるがままみるとどうなるでしょう。短所という一面を、多面的に見て由があるのだから〉と受け止め、そこで、〈彼がこうなるのには理でしょう。短所は、反対から見ると長所といでしょうか。う意味が込められているのではな人それぞれの生き方がある」といえてとやかく言うよりも、できるい生き物だとすれば、一面的に捉とにかく人間とは複雑極まりなされるデメリットのほうが大きい正される効果は薄く、むしろ反発必要でしょうが、実際に短所が矯く、「人はみな違っていて当たり前、の一節です。この歌詞にはおそら作の一つ「人生いろいろ」のサビして著名な故・島倉千代子の代表これは、演歌歌謡曲歌手と生いろいろ･た」「常識を疑う」などと言って、 ) 相手が、自分の持っているイメーなる努力をしたいものです。とが往々にしてあるものです。 ( ジと違ったことをすると腹を立て男もいろいろの実際ではないでしょうか。い面もあるというのが、多くの人倫理的であったり、倫理的ではなうのでしょう。自分自身もまた、考えてみれば人それぞれ微妙に違る人がいますが、その「常識」も、所矯正」です。短所矯正も時には叱責・排除しようとするのは「短早くできないのか！」と腹を立て、ドが遅いことについて、「どうしてでしょう。たとえば仕事のスピーこれを人に応用するとどうなる人