主 な 記 事 陸上自衛隊 第153号(1) 第5旅団広報紙 2016.10 1 北部方面隊総合戦闘力演習に参加 2 レンジャー徽章授与式 3 新隊員 後期教育を終え 発 行 所 それぞれの部隊へ配属 第5旅団司令部 総務課 広報班 4 ふれあいコンサートinびほろ 5 自衛官候補生等募集中! 北部方面隊総合戦闘力演習に参加 北部方面隊総合戦闘力演習の枠組みの中で行われた、第2次旅団訓練検閲での訓練開始式 第5旅団(旅団長 正木将補)は、9月26日(月)から10月5 日(水)までの間、矢臼別演習場において北部方面隊総合戦闘力演習 に参加した。 本演習は、陸上自衛隊北部方面隊が行う最大規模の演習であり、海 上自衛隊及び航空自衛隊と連携し、駒ケ岳演習場や北海道大演習場な ど道内各地において人員約12000名、車両約3000両、航空機 約40機、艦船3隻が参加し行われた。旅団は、作戦基本部隊の陣地 防御の任務を担い、障害及び陣地施設の構築、情報と火力の連携及び 組織的な対機甲戦闘等を行った。 10月4日(火)には、報道関係者に対して訓練を公開し、取材内 容はテレビや新聞等で紹介され、国民の防衛に対する認識及び自衛隊 の活動についての理解を深めた。 鉄条網の設置 120㎜迫撃砲陣地 地下に開設した指揮所を公開 陣地を変換する90式戦車 ヘリによる緊急患者空輸訓練 旅団指揮所の構築 99式155㎜榴弾砲の実弾射撃を公開 取材当日は、テレビ局3社、新聞社2社、雑誌社等2社が矢臼別演習場に訪 れ、北部方面総監部広報室 報道班長の説明のもと、99式自走155㎜榴弾 砲の実弾射撃、120㎜迫撃砲や機関銃の射撃手順、旅団指揮所、野外救護所 などを公開した。 ひ が し 北 海 道 だ よ り (2)第153号 また、本演習間に第2次旅団訓練検閲を実施して、 受閲部隊の練度を確認した。 受閲部隊の第5後方支援隊(隊長 蛯原1佐)及び 第5通信隊(隊長 野呂2佐)は、それぞれの部隊長 を核心として、日頃から培った訓練成果を遺憾なく発 揮するとともに、旅団の作戦・戦闘に必要な基盤を維 持しつつ任務を完遂した。 2016.10 訓練開始にあたり旅 団長は「旅団が戦闘力 を総合発揮するための 基盤を支えよ。」「生 き残り、任務を完遂し 得る陣地を構築せよ。」 「安全管理の徹底」な どを要望した。 訓示を述べる旅団長 野 外 入浴 セッ トの 開 設 通信アンテナの設置 通信線の構成 燃料交付所 指揮所構築 第5後方支援隊は間断の ない兵站活動、衛生支援等 を実施して、部隊の人的・ 物的戦闘力の維持・増進に 努め旅団の作戦・戦闘を支 援した。 野外救護所(模擬治療) 対 空 戦 闘 第5通信隊は、敵の攻撃 をうけても機能を失うこと のない組織的で柔軟性ある 通信網を構成し、あらゆる 局面においても通信を確保 した。 通信線の埋設 指揮所警戒 すべての任務を完遂!12名の新生レンジャー誕生 ~ レ ン ジ ャ ー 徽 章 授 与 式 ~ 第 27普通 科連隊 第27普通科連隊(連隊長 黒岩1佐)は、8月1日(月)から「平成28年度第5旅団レン ジャー養成集合教育」を担任・実施していたが、10月14日(金)に最も過酷な最終想定訓練 を終え、全ての教育を修了した。 レンジャー徽章授与式では、学生長が帰還報告を行った後、 学生一人ひとりに対して旅団長からレンジャー徽章を授与され ると、過酷な訓練を乗り越え、夢にまで見たレンジャー隊員と しての第一歩を踏み出したことへの喜びで感無量となったのか、 汗とともに涙がこぼれていた。 また、レンジャー隊員の家族は、苦難を乗り越えた息子・夫・ 父へ「ご苦労様」と労いの言葉をかけ、花束を手渡す等、久し ぶりの再開を喜んでいた。 家族や各部隊の隊員が激励 12名の新生レンジャー隊員は、疲 労困憊した状況の中で、最後の力を振 り絞り駐屯地へ帰還すると、3ヶ月間 応援し続けた家族や各部隊の隊員が出 迎えた。 旅団長からの労いの言葉に返答 する新生レンジャー隊員 涙が止まらない隊員とその家族 ひ が し 北 海 道 (3)第153号 今年4月に、自衛官候補生、一般陸曹 候補生として入隊した隊員は、6月に前 期教育を終え、引き続き、指定された職 種部隊に分かれ専門的な知識を養う後期 教育を受けた。第5旅団でも、第4普通 科連隊、第6普通科連隊、第5特科隊、 第5後方支援隊、第5戦車大隊、第5施 設隊、第5通信隊が教育を担任し、それ ぞれ専門的識能の教育を行った。 迫撃砲実射訓練 (第4普通科連隊) 射撃準備要領を修得 (第5特科隊) 車両の整備要領を修得 (第5後方支援隊) だ よ り 修了検定「十字縛り」 (第5施設隊) 2016.10 かけがえのない同期とのひとコマ (第5戦車大隊) 戦車の偽装要領を修得 (第5戦車大隊) 新隊員 後期教育を終え それぞれの部隊へ配属 この秋、後期教育を終えた新隊員 約70名が旅団各部隊に配属された。 慣れない職場に戸惑いながらも、 上司、先輩に温かく見守られ、隊員 一人ひとりが即戦力になれるよう日 々努力し、頑張っている。 第5化学防護隊 辻2士(左) 第5施設隊 紹介行事 第5音楽隊 第5特科隊 遠藤2士 第6普通科連隊 中山2士 第27普通科連隊 着隊申告 第5高射特科中隊 池田2士 第5偵察隊 玉置2士 第5後方支援隊 板橋2士 記念撮影 第5飛行隊 東野2士 第5通信隊 田代2士 ひ が し 北 海 道 だ よ り (4)第153号 2016.10 ふれあいコンサートinびほろ ~ 美 幌 駐 屯 部 隊充 実 整 備 期 成 会 主催~ 美幌駐屯地 第5音楽隊(隊長 鍋澤1尉)は、9月22日(木)美 幌町民会館びほーるにおいて、美幌駐屯部隊充実整備期成 会(会長 美幌町長 土谷耕治 氏)主催による、演奏会「ふ れあいコンサートinびほろ」を実施した。 演奏が始まると、会場に集まった417名の町民はその 音色に酔いしれ、観客席からは1曲ごとに盛大な拍手が送 られた。 第5音楽隊の迫力ある演奏 第1部では行進 曲「アメリカの野 砲隊」「トロンボナ ンザ」など6曲、 第2部では「狙え アニメの秘宝~ア ニメメドレー~」 ほか1曲とアンコ ール曲を含めた計 9曲を披露した。 お し ら せ 災害派遣活動パネル展示 熱唱する隊員 会場では、自衛隊帯広地方 協力本部による自衛官募集広 報や災害活動パネル展示など も行われた。 各種イベントや部隊の紹介、過去の「ひがし北海道だより」など 情報盛りだくさん! ぜひ!クリックを!! 第33回ファミリーコンサート が12月17日(土)(開場13 時 開演14時)帯広文化ホール にて行われます。 鑑賞を希望される方は、往復は がきでの応募となります。(応募 多数の場合は抽選)細部につきま しては、第5旅団ホームページ、 ポスター等でご確認ください。 第5旅団ホームページ 第5旅団 検 索
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