「α-ゲルの基礎と形成支配因子」 シンポジウム 2016 年9月 27 日(火)13 時~16 時 30 分(受付 12 時 40 分) ◆場所:アルカディア市ヶ谷・私学会館(JR、東京メトロ・有楽町線・南北線、都営新宿線、市ヶ谷駅から徒歩 2 分) 東京都千代田区九段北4-2-25 ◆参加費:18,000 円(税込) ◆申込先:技術教育出版社 〒161-0034 ◆主催:技術教育出版社 ◆開催のねらい: TEL03-3261-9921 ◆予稿集:受付にて配布いたします。 東京都新宿区上落合 1-18-5 Tel/03(3951)1799 Fax/03(3951)1789 後援:千葉科学大学 これまで千葉科学大学 製剤/化粧品科学研究室が開催してきたシンポジウムでは、化粧品処方技術の基礎であ る乳化に関連する界面化学的現象と処方への応用を取り上げてきました。昨年 4 月には「α-ゲルについて考え る会」と題し、最近化粧品技術者の間で注目され関連学会でも話題の多いα-ゲルについて各界の先進的研究者か ら話題提供を頂き、参加者との活発な議論が交わされました。また技術教育出版社も昨年 9 月に「α-ゲルの開 発と製剤化技術・化粧品応用技術」をテーマに講演会を開催し好評を博しました。さらに最近では、日本油化学 会オレオサイエンス誌でも特集が組まれています。このように注目度の高いα-ゲルですが、必ずしも物理化学的 な基盤が確立しているとは言えない現状にあります。そこで、あらためてα-ゲルの基礎に習熟し、使いこなせる 技術に進化させるきっかけづくりを目的に、α-ゲルの概論と最近の研究をもとにしたα-ゲルの形成支配因子に ついて議論するシンポジウムを千葉科学大学の後援を得て企画しました。 ◆プログラム(講演概要) 13:00 開会にあたって 技術教育出版社 「司会・進行」東京理科大学・日本化学会フェロー 坂本一民 13:03-13:15 開催のねらい:α-ゲル研究の進化と発展的応用への期待 「α-ゲルの基礎」 1、13:15-14:15 α-ゲル概論 東京理科大学 坂本一民 P&G Singapore Innovation Center 岩田俊之 α-ゲルを基本構造単位にもつラメラゲルネットワークは複数相からなるコロイド形態であり、高粘度かつ剪断に よる粘度低下挙動を示す不透明クリームの形態を示す。ラメラゲルネットワークは、科学的に体系づけられる以 前から、フェイシャルクリーム、ヘアコンディショナーやトリートメント、またクリーム状の薬品などで、広く 活用されてきたコロイド形態のひとつである。本講演では ラメラゲルネットワークに関する基礎的知見を歴史 的に俯瞰しつつ、その応用との関係を解説する。 「α-ゲルの形成支配因子」 2、14:25-15:05 α-ゲルの性質に及ぼすジェミニ型構造の寄与 東京理科大学 酒井健一 両親媒性物質(界面活性剤)がジェミニ構造を有することで、調製されるα-ゲルの構造や性質にどのような影響 が生じるのか議論する。 3、15:05‐15:45 ポリグリセリン骨格の作用 千葉科学大学 山下裕司 ポリグリセリンは嵩高い親水基で、α-ゲル形成に必要な曲率の小さい分子配列には一見不利に見えるにも関わら ず、高級アルコールと広範囲の混合比で安定かつ水和度の高いα-ゲルを形成できる事を見出した。そのメカニズ ズ解析と応用について解説する。 4、15:45‐16:25 椅子型コンフォメーションの作用 東京理科大学 坂本一民 飽和 6 員環構造を持つカチオン界面活性剤であるトラネキサム酸長鎖エステル塩が、通常の一鎖型カチオンより 安定なα-ゲルを形成する新知見をもとに、従来の疎水基間相互作用とは異なるα-ゲルの形成支配因子の例示と あわせて、新規処方技術を導く応用特性について紹介する。 16:25 閉会にあたって 申込書 社名 シンポジウム:α-ゲルの基礎と形成支配因子 所属 氏名 住所 FAX e-mail 〒 「TEL」 お申し込み:FAX:03-3951-1789 http://www.kbsweb.org/Gijyutukyouiku/「お支払予定日」 月 日 ===申し込み締切り:9 月 21 日(水):ただし会場の定員になり次第、締めきります。=== お振込みは、当社より、請求書、聴講券、地図が届いた後にお手続きをお願いいたします。振込み手数料はご負担下さい。
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