#703434 情報共有を基礎とした チームビルディングのポイント Index 1 チーム活動成功のポイント 2 中小企業のチームビルディング 3 リーダーズインテグレーション 4 アイスブレーク 5 その他の留意点 6 情報共有から信頼関係への進化 Business Report 1 チーム活動成功のポイント 定例ミーティングや新商品開発プロジェクトなど、企業ではさまざまなシーンでチー ム活動が行われます。多くの場合、チーム活動を成功に導くキーマンは、チーム活動を 指揮する「ミドルマネジメントの社員」(3 0 歳代前半から4 0 歳代の課長職。以下「ミド ルマネジメント」)になります。特に中小企業の場合、チーム活動の多くをミドルマネ ジメントが指揮する体制になっているため、その重要性は一層高くなります。 本稿では、中小企業のミドルマネジメントがチーム活動を成功に導くためのポイント を「ファシリテーション」(詳細は後述)などを参考にしながら紹介していきます。 2 中小企業のチームビルディング 1 )中小企業のミドルマネジメントの実情 一般的に、チーム活動を成功に導くためのポイントとして、リーダー(ミドルマネジ メント)とメンバーの信頼関係が重視されます。 しかし、実際に信頼関係を築くことは簡単ではありませんし、時間もかかります。中 小企業のミドルマネジメントの実情を考えると、ミドルマネジメントがチームビルディ ングに費やすことができる時間は限られています。中小企業のミドルマネジメントの実 情は次の通りです。 (図表1)【中小企業のミドルマネジメントの実情】 担当の顧客 直属の上司 フォロー 不在 直属の部下 急な命令 ミドル マネジメント 異質 メンバー (出所:日本情報マート作成) ・担当の顧客:プレイングマネジャーであり、担当する業務や取引先などが多い ・直属の上司:十分な準備期間なしに、急にミーティングの進行役を命じられる ・直属の部下:信頼できる直属の部下(係長)がいない“一人課長”状態である ・メンバー:価値観が違う異質のメンバーがいても受け入れなければならない 2 )情報共有を基礎としたチームビルディングの考え方 中小企業のミドルマネジメントは、さまざまな属性のチームのリーダーに抜てきされ ます。企業(経営者や直属の上司)はミドルマネジメントに、どのような属性を持つチー ムのリーダーになった場合でも、チーム活動の基本目的を果たすことを期待しているか らです。 2 サンプルレポート ■本レポートは、サクセスネットで公開している ビジネスレポートの一部を公開したサンプルです。 ■サクセスネットサイトにログインした後、全文を 閲覧することができます。
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