改修設計のテクニック

建築実務セミナーのご案内
地震 から資産価値を守る
改修設計のテクニック
∼安全で長寿命な建築を目指して∼
連日の地震報道のなかで、既存建物を安全なものに改修したいという発注
者のニーズは日に日に高まっています。これまで見た目優先で進められる
ことが多かった日本の建築改修も、今後は安全性や資産価値の維持がより
重視されるようになっていくでしょう。
設計者にとってこれは大きなビジネスチャンスです。そのチャンスをつか
むには、関連法規や改修技術、あるいは品質保証、銀行融資の仕組みな
ど、新築とは異なる知識が必要となります。
本セミナーではこの分野の第一人者である青木茂氏(青木茂建築工房代
表)が、東京・福岡の両事務所所長とともに、既存建物の資産価値を高め、
災害からその価値を守る改修設計の極意を指南します。青木氏からは、先
の熊本地震の視察報告も予定しています。
第1部
開催日時
会場
2016年 7月29日
(金)
13:00∼17:00
ベルサール九段
東京都千代田区九段北1-8-10
日経アーキテクチュア読者価格
受講料金
(税込)
一般価格
18,000 円
9,000円
※一般価格には
「日経アーキテクチュア」半年購読
(12冊)
の購読料金
を含みます
(送本の開始はセミナーの会期終了後となります)
。
※参考資料としてご提供する記事のPDFデータは、
セミナーの当日に
USBメモリーにて配布させていただきます。
13:00∼14:20
リファイニング建築概論
青木 茂 氏
佐藤ビル
仙台市
青木茂建築工房・代表取締役
表層だけの改修ではなく、安全面を含め既存建物の資産価値を向上する─。30年にわたり改修設計に取り組んでき
た青木茂氏が、
自ら
「リファイニング」
と名付けた改修設計手法のポイントを解説する。大分出身の青木氏が見た熊本地
震の被害状況の分析も。
第2部
実例1
14:30∼15:20
佐藤ビル(仙台市) 奥村誠一
氏
青木茂建築工房・東京事務所所長
東日本祭震災において
「半壊」の認定を受けた共同住宅
(仙台市)
の耐震補強を伴うリファイニング。
断熱性の向上による空調負荷低減のほか、外部階段を撤去してエレベーターを新設するなど、
さまざま
なバリューアップを実施。被災地周辺が次々と解体され、駐車場となるなか再生を果たした過程を詳細
に解説する。
このほか、浜松市の複合施設「浜松サーラ」の耐震補強についても解説する。
第3部
実例 2
光第2ビル
福岡県
大野城市
15:20∼16:10
光第2ビル(福岡県大野城市) 秋山 徹
氏
青木茂建築工房・福岡事務所所長
築約40年の共同住宅の耐震補強を伴うリファイニング。長期優良住宅の認定を受けることを前提に、
耐震性向
上や高齢者対策などを計画した。
また、
日影制限に抵触している塔屋を解体して日影を調整するとともに軽量化
を図った。青木工房で培ってきた建物の調査・評価・計画の手法をフルに生かして資産価値を高めた事例だ。
こ
のほか、
既存建物を使いながら進めた
「みなと銀行芦屋駅間支店」
の耐震補強工事などについても解説する。
第4部
16:20∼17:00
講師3人に聞く改修設計相談
法律上の問題、耐震改修の手法自体への悩み、構造への質問など、受講者の皆さまからのご質問・相談に対して、
3人の講師が解決へのアドバイスを送ります。受講のお申し込み後にお送りする質問票に相談内容をお書きください。
より多くの皆さまに参考になりそうな事例を講師・主催者にて選定し、紹介させていただきます。
プログラムの内容は変更する場合があります。下記のホームページを随時更新してお知らせします。
詳細・お申し込みはこちらから
kenplatz.jp/cp/NA/0729/