Rn-sports 第5戦レポート

2016 年 8 月 6 日~8 月 7 日
SUPER GT2016 第 5 戦
エヴァ RT 初号機 Rn-s AMG GT
*公式予選
予選結果
*決勝
決勝結果
天候:晴れ
コース状況:ドライ
26 位
入場者数
天候:晴れ
コース状況:ドライ
22 位
入場者数
#111
富士
植田正幸/
鶴田和弥
18,400 人
33,500 人
前回の SUGO とは打って変わり、予選・決勝日とも路面温度が 50 度を超える真夏の決戦となる。
5 月に開催された第 2 戦富士では良い感触で終えていたので、期待を持って挑むが、路面温度や
マシン性能の変化により、セッティングに悩まされる事になる。
予選前に施されたセットで状態は良くなるものの煮詰めたセット
に及べず、26 位で予選を終える。
翌決勝日、白バイとパトカーの先導の下パレードラップが行われ
その後のフォーメーションラップを経て第 5 戦がスタート。
#111 号車のスタートは、鶴田選手が務め、11Lap 目には 24 位に
浮上。しかし 18Lap 目にマシンの計器に異常のランプ点灯の無線が入る。
その直後他 300 クラスのマシン破損により、SC カーが導入された為スピードダウンするので、
異常のランプは消灯。通常ならば SC カー解除と共に PIT-IN の予定だが、ランプ点灯のトラブルの
状況を確認する為1Lap 走行後の PIT-IN となる。
幸い異常は見られなかったので、植田選手にドライバー交代となる。
絶妙な PIT 作業が行われたが、コンピュータートラブルでエンジンがかからず、想定外の
タイムロスを強いられる。
植田選手は順位を 21 位まで上げるも 10Lap を走行した頃に、左フロントの振動を訴え余儀なく
PIT-IN。大事はなくコースインするも、タイムロスしてしまい 22 位でチェッカーを受ける。
結果重大なトラブルはなく無事にマシンをチェッカーまで運べたが、もう少し上位を十分に狙えたので
悔いの残るレースとなる。次回鈴鹿でのリベンジにチーム一丸となって挑む。
*ドライバー
植田正幸のコメント
FP からマシンのバランスが良くなくて色々とセットを変えてトライしましたが、改善されず、予選には
大きくセット変更をして挑みました。この変更が悪く無かったのですが時間が足りなかったですね。
決勝もラップタイムは中団と戦えるタイムを刻めるのですが、僕の判断ミスで余計なピットストップを
増やしてしまいました。「レースにならない!」レースが続いているのでストレス満開ですが、次戦は
長丁場の鈴鹿です。必ずポイントをゲット出来るように準備を進めて行きます。
いつも応援して頂いてる皆さんに、良かった!と言ってもらえるように頑張ります。
応援宜しくお願い致します。
*ドライバー鶴田和弥のコメント
今回は BOP の関係でストレートが一段と遅くなる覚悟で挑みました。
その為、車輌セットはストレートを捨てた第 3 セクターに標準を合わせた車作りにしました。
持ち込みセットが上手く噛み合わず、フリー走行では合わせる事が出来ませんでした。
迎えた決勝は今回もスタートを担当させて頂きましたが、路面温度とタイヤインフォメーションが
マッチせず後方集団に着いて行く事しか出来ませんでした。
次戦鈴鹿大会はテストもしましたので、上位を狙って行きたいと思います。
*監督
泉剛志のコメント
今大会から性能調整で更に厳しい戦いになる事は覚悟していました。
やはり予選では赤旗の影響も有りタイムが伸びず 26 番手。しかし他のAMG-GT勢はQ1 を突破して
いるのでセッティングも見つめ直して速さを見つけ出さなければなりません。
決勝も少しずつ追い上げて、これからという時のピットアウト時にエンジンが掛からず大きくタイム
ロスしてしまい上位進出が出来なくなってしまいました。22 位で完走しましたが、上位進出の可能性が
あっただけに、残念です。次戦の鈴鹿はピット回数も多いので、トラブルの原因究明を行うと共に、
ラップタイムの向上を目指しデータやマシンを見直し万全な準備で迎えたいと思います。
今後とも応援宜しくお願い致します。