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プレスリリース
コーン・フェリー・ヘイグループ
日系大手企業の「経営人材育成に関する調査」を実施
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経営人材の育成に十分に取り組めている日本の大手企業は全体の13%
経営トップ主導で、経営人材候補者の育成が行われている企業は28%
後継者計画(サクセッションプランニング)が行われている企業は38%
要件に合う経営人材候補者が「社内に十分いる」と回答した企業は3%
2016 年 7 月 21 日、東京発
人材と組織のグローバルアドバイザリー企業コーン・フェリー(NYSE: KFY)のヘイグループ部門は、日
本に本社を置く大手企業(売上高 1,000 億円以上)32社に対して、「経営人材育成に関する調査」
を実施しました。日本では上場会社に適用されるコーポレートガバナンスコードが 2015 年 6 月に
施行され、コーポレートガバナンス上でも経営者のサクセッションプランの構築と役員の選任プロセ
スの整備は重要なテーマとなっています。
調査によると、経営人材の育成に十分に取り組めている日本の大手企業は全体の13%であり、
それらの企業は共通して、①経営トップおよび経営陣のコミットメントが大きく、②人材要件、選抜・
登用の明確な基準とプロセスの策定、および、③経営人材候補の見直しのサイクルが構築されて
いることがわかりました。
①
経営トップおよび経営陣のコミットメント
経営トップ主導で、経営人材の選抜・登用が行われている企業は59%、経営人材候補者の育
成が行われている企業は28%、経営トップが自らの時間の30%以上を人材育成に割いている企
業は19%でした。このことから日本の大手企業では、経営人材育成が人事部主導となっている場
合が多く、トップが人材育成にかける時間の少ないことも、優秀な候補者が育ちにくくなっている原
因の一つと考えられます。
②
経営人材要件や選抜に関する透明性
コーポレートガバナンスコードが定める「取締役会が後継者計画に関する監督を行う」ためにも、
その前提としてサクセッションプランの明確化が求められますが、明確なプロセスに従ってサクセッ
ションプランニングが行われている企業の割合は38%でした。また、経営人材の要件が明確に定
義されている企業の割合は22%、選抜・登用が明確な基準に従って行われている企業は13%の
みでした。透明性を担保し、内・外部の納得感を得るためにも、選定に当たっての方針や手続きの
明確化を早急に進める必要があるでしょう。
③
経営人材要件や候補者の見直し
経営人材の要件は、ビジネス環境や事業戦略によって当然変わり見直す必要があります。調査
では、経営人材候補者の見直しが定期的になされている企業の割合は59%した。残り約4割の企
業は、結果として会社の方向性とマッチしていない候補者が選ばれている可能性があり、経営人材
要件とともに候補者の定期的な見直しが必須です。
その他、経営人材の要件に合う候補者が社内に十分いると答えた企業は3%しかなく、候補者拡
充のために社外から採用を検討している企業は50%でした。マーケットから自社の求める人材を
いかに効率的に特定し、採用につなげるかがカギとなるようです。
また、社内に経営人材候補者として高いポテンシャルがある人材がいた場合、2階層・等級以上
の抜擢を行うと答えた企業は全体の9%しかなく、抜擢したくても上に空いたポジションがない等の
人員構成上の制約や、抜擢によって発生する 「年次と等級/ポストのねじれ」を許容できない価値
観上の制約など、抜擢人事を行うに当たり何らかの障害があるとみている企業は78%にものぼり
ました。
調査概要
本社所在地が日本である大手企業75社に対して、本年3~4月にメールにて質問票を送信・回収
する手法でアンケートを実施。32社より有効回答を得る。
コーン・フェリーについて
コーン・フェリーは人材と組織に関して傑出した専門性を持つグローバルなコンサルティング会社です。
人の潜在能力を最大限に引き出すことで、リーダー、組織、社会の成功を支援します。約 7,000 人の従
業員が、エグゼクティブ・サーチ、ヘイグループ、フューチャーステップの各部門を通じサービスを提供し
ます。詳細は kornferry.com をご覧ください。
【この件に関するご連絡先】
コーン・フェリー・ヘイグループ 川崎晃一
Tel: 03-5157-7878 (代表)/E:mail:[email protected]
広報代理 株式会社グッドアングル 真角暁子
Tel: 080-6723-9050/E:mail:[email protected]