平成28年度山形市老朽危険空き家除却補助事業の概要 安全・安心な住

平成28年度山形市老朽危険空き家除却補助事業の概要
安全・安心な住環境づくりを促進するため、老朽化し危険な空き家の除却を行う方に対
し、その除却費の一部(限度額50万円)を補助します。
1
募集期間
平成28年7月25日(月)から同年8月26日(金)まで。ただし、事前調査の結
果、補助金の交付の対象となる空き家と判定された戸数が募集戸数に満たないときは、
この期間を過ぎても申込みを受け付けます。
2
募集戸数
4戸(応募が多数の場合は、市が審査の上、決定します。)
3
補助金の対象となる空き家
次に掲げる要件を全て満たす空き家が対象となります。なお、長屋及び共同住宅を除
きます。
⑴
山形市内に存するもの
⑵
木造又は鉄骨造であるもの
⑶
過半が住宅として使用されていたもの
⑷
周囲に悪影響を及ぼしている又は及ぼすおそれがあるもの
⑸
構造の腐朽又は破損などにより、著しく危険性のあるもの
※
⑸の要件は次の表で100点以上の評点があると判定された建築物です。
評定区分
評定項目
評定内容
ア
1
2
構造一般の程 ⑴
基礎
度
構造の腐朽又
は破損の程度
構造耐力上主要な部分である基礎が
玉石であるもの
イ
構造耐力上主要な部分である基礎が
ないもの
⑵
外壁
⑶
基礎、土 ア
外壁の構造が粗悪なもの
評点
腐朽し、又は破損しているもの等小修理
はり
を要するもの
評点
10
20
45
25
柱が傾斜しているもの、土台又は柱が
台、柱又は
最高
25
100
イ
基礎に不同沈下のあるもの、柱の傾斜
が著しいもの、はりが腐朽し、又は破損
しているもの、土台又は柱の数ケ所に腐
50
朽又は破損があるもの等大修理を要す
るもの
ウ
基礎、土台、柱又ははりの腐朽、破損
又は変形が著しく崩壊の危険のあるも
100
の
ア
外壁又は各戸の界壁の仕上材料の剥
(はく)落、腐朽又は破損により、下地の
15
露出しているもの
⑷
外壁
イ
外壁又は各戸の界壁の仕上材料の剥
(はく)落、腐朽又は破損により、著しく
下地の露出しているもの又は壁体を貫
25
通する穴を生じているもの
ア
屋根ぶき材料の一部に剥(はく)落又
はずれがあり、雨もりのあるもの
⑸
屋根
イ
15
屋根ぶき材料に著しい剥(はく)落が
あるもの、軒の裏板、たる木等が腐朽し
25
たもの又は軒のたれ下ったもの
防火上又は避
3
⑹
外壁
難上の構造の
排水設備
屋根が著しく変形したもの
50
ア
延焼のおそれのある外壁があるもの
10
イ
延焼のおそれのある外壁の壁面数が
三以上あるもの
程度
4
ウ
20
⑺
屋根
屋根が可燃性材料でふかれているもの
10
⑻
雨水
雨樋(とい)がないもの
10
30
10
住宅地区改良法施行規則(昭和35年建設省令第10号)別表第1より
4
対象者
次のいずれかに該当する方が対象となります。ただし、山形市の市税の滞納がある方
及び所有者、相続人からの同意を得られない方は対象となりません。
⑴
補助対象空き家の登記事項証明書(未登記の場合は固定資産税課税台帳)上の所有
者
⑵
⑴の方の相続人
⑶
⑴又は⑵の方から対象空き家の除却について委任を受けた者
5
対象工事
次の要件を全て満たす工事となります。
⑴
山形県内に本店を有し、この市に事業所、支店若しくは営業所を有する法人又は個
人に請け負わせる除却工事であること
⑵
補助金の交付の決定前に着手した工事でないもの
⑶
建築物の全てを除却する工事であること
⑷
他の制度等により補助金の交付を受けない除却工事であるもの
⑸
建築物の建替えを目的とした工事でないこと
6
補助対象経費(イメージ図参照)
補助の対象となる経費(消費税相当額を含む。以下「補助対象経費」という。)は、次
のいずれか少ない額となります。
⑴
建築物の解体・運搬・処分に要する費用の80パーセント(家財道具、車両、機械
等の処分費などは含みません。)
⑵
国土交通省が定める標準建設費等の除却工事費
(除却工事費の1平方メートル当
たりの額(その額が、木造住宅の除却工事で2万5千円を超える場合は2万5千円、
非木造住宅の除却工事で3万6千円を超える場合は3万6千円)に空き家住宅の延床
面積を乗じて得た額を限度とします。)
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補助金の額
補助金の額は、次のいずれか少ないほうの額となります。
⑴
補助対象経費の2分の1
⑵
50万円
イメージ図
建築物の除却工事費(解体・
運搬・処分)の80パーセン
ト
国土交通省が定める標準建設費等
の除却工事費(除却工事費の1平方
メートル当たりの額(その額が、
木造住宅の除却工事で2万5千円
を超える場合は2万5千円、非木
造住宅の除却工事で3万6千円を
超える場合は3万6千円)に空き
家の延床面積を乗じて得た額を限
度とします。)
いずれか少ない方
(補助対象経費)
補助対象経費の2分の1
自己負担額
(限度額50万円)
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注意事項
⑴
市の担当者による老朽危険空き家に該当するかどうかの事前調査が必要です。
⑵
本補助金の交付決定前に工事の契約又は工事に着手された場合は、本補助金の対象
となりません。
⑶
除却工事は、平成29年2月末日までに完了するものが対象となります。
⑷
建築物を除却することにより、翌年度から土地の固定資産税額が増額になる場合が
あります。
⑸
本補助金についてのご相談があり、市において建築物の調査を行った場合には、本
補助金を活用し、除却を行うか否かにかかわらず、市から建築物の維持管理について
指導を受けることがあります。
問い合わせ先
〒990-8540
山形市旅篭町二丁目3番25号
山形市まちづくり推進部管理住宅課住宅整備係
電話 023-641-1212(内線471)
FAX 023-624-9902
E-mail: [email protected]