王子労働基準監督署管内の労働災害発生状況

王子労働基準監督署管内の労働災害発生状況
平成28年1月~6月(上半期速報値)
18
業種別件数
件数
前年
同期
前年比
15
*道路旅客業は運輸交通業、警備業はその他の3次産業の内数。
10
9
6
7
製造業
建設業
運輸交
通業
道路旅
客業
6
7
18
8
8
-2
-1
休業4日以上の死傷者数(労働者死傷病報告データ)
6
5
4
商業
保健衛
生業
接客娯
楽業
清掃業
その他
3次産
業
15
9
6
5
4
10
4
65
14
10
10
4
3
4
13
1
64
+4
+5
-1
+2
+2
±0
-3
+3
+1
4
警備業
計
労働災害増加!
平成28年上半期(1月~6月)の間に発生した休業4日以上の死傷災害は65件(6月末速報値)と、前年同期と比べ1件増加で推移しています。
業種別にみると、運輸交通業、特に道路旅客業が15件と最も多く発生しており、前年同期でも5件の増加となっています。また、警備業においても前年から
3件増と急増しています。
王子監督署第12防進捗状況
250
件
200
150
178
178
211
179
173
167
目標達成に黄信号!
王子署の第12次労働災害
□当初目標値
191
□3年目目標値(*注1)
28年度
□4年目以降目標値(*注2)
162
目標
□災害件数(折線
)
154
防止計画では、平成28年
における休業4日以上の死
傷災害を昨年から8件減の
154件とすることを目標と
151
しております。しかし、前項
100
のとおり平成28年上半期
H24年
H25年
H26年
11次防
H27年
H28年
H29年
の死傷災害が前年から増
12次防期間
加傾向にあり、目標達成に
向けて更なる取組が求めら
れます。
事故の型別発生状況
その他
挟まれ・巻
転倒
18%
き込まれ
29%
9%
65件
墜落・転落
動作の反
11%
動・無理な
交通事故
14%
動作
19%
転倒・動作の反動等年齢別発生状況
事故の型
件数
転倒
19
動作の反動・無理
な動作
12
交通事故
9
墜落・転落
7
挟まれ・巻き込ま
れ
6
その他
12
15
10
5
0
全体の7割が50歳
代以上
件
10
計31件
3
12
5
1
転倒など、行動災害
多発!
事故の型別に傾向を見ると、「転倒」や「動作の反動」等のいわゆる行動災害によるものが全体の約半数を占めています。これを年齢別に見ても50歳代以
上の中高年労働者による被災が約7割と目立っています。「転倒」災害は業種問わず発生しており、「STOP!転倒災害プロジェクト」等の取組の推進により中
高年労働者に配慮した作業方法や職場環境の改善を図り、職場内の転倒リスク低減につなげることが大切です。