緊 急 警 戒!! 川崎労働基準監督署管内における 労働災害が急増(前年比

緊 急 警 戒!!
川崎労働基準監督署管内における
労働災害が急増(前年比4割以上)しています
川崎北労働基準監督署
川崎北労働基準監督署
日頃から労働基準行政における労働災害防止対策の推進について、御協力を賜り厚く御礼申し
上げます。
当署における労働災害による死傷者数(休業
180
163
過去3年の同時期と
4日以上)は、平成17年に過去最少の407
160
比べ、平成28年は
人となりましたが、その後増加に転じ、平成2
137
かなりのハイペース
7年においては全産業で474人となってい
140
で労働災害が発生し
ます。
ています。
120
134
本年5月31日現在までの当署における死
100
傷者数(休業4日以上)は163人と昨年同期
114
と比べ49人の増加(+43%)となり、神奈
80
川労働局内にある12監督署中、最も(ワース
60
ト1)労働災害が増加している状況にあります。
業種別では、製造業83%、建設業73%、
40
運輸交通業42%、保健衛生業60%、接客娯
20
楽業33%、通信業83%と、軒並み主要業種
で高い増加率を示す状況にあります。
0
このような状況を踏まえ、当署では急増する
1月
2月
3月
4月
5月
労働災害に歯止めをかけ、労働者が安全で安心
平成25年
平成26年
して働ける環境の整備を図るため、各事業者お
平成27年
平成28年
よび安全衛生担当者の皆様へ各種施策の御協
力をお願いいたします。
●川崎北署管内における労働災害発生状況(5月末現在、休業4日以上労働者死傷病報告数)
製造業
建設業
運輸交通業
保健衛生業
接客娯楽業
通信業
全産業
本年5月末
11
33
20
24
16
11
163
昨年同期
6
19
14
15
12
6
114
増加数(率)
5(83%)
14(73%)
6(42%)
9(60%)
4(33%)
5(83%)
49(43%)
◎川崎北署管内において【事故の型別】
(裏面グラフ参照)に労働災害発生状況をみ
ると「多発している災害」と「増加している災害」は一致しており、「転倒」「墜落
転落」「動作の反動」「交通事故」「飛来落下」「はさまれ巻き込まれ」となっていま
す。これら労働災害を防止するための事業場における安全活動・安全対策が有効で
あるか確認しましょう!
川崎北労働基準監督署
●川崎北署管内における事故の型別労働災害発生状況(5月末現在、休業4日以上労働者死傷病報告数)
労働災害発生状況(ワースト6)
41
転倒
墜落転落
25
動作の反動
25
17
交通事故
15
飛来落下
12
はさまれ巻き込まれ
28
その他
0
5
10
15
20
25
30
35
40
45
増加状況(前年同期比)
14
墜落転落
13
動作の反動
9
飛来落下
転倒
6
交通事故
6
5
はさまれ巻き込まれ
0
2
4
6
8
10
12
14
16
●業種別でみる増加している災害(前年同期比)
製 造 業
転倒災害(+3)
建 設 業
墜落転落(+7)、飛来落下(+4)
運輸交通業
はさまれ巻き込まれ(+5)、墜落転落(+4)
商
業
交通事故(+5)
通 信 業
交通事故(+3)動作の反動(+3)
保健衛生業
動作の反動(+6)
接客娯楽業
動作の反動(+3)
ターゲット(危険要因)を絞って、今すぐアプローチ(災害予防)!!
☞転倒災害に対しては「STOP!転倒災害プロジェクト」を確認しましょう!
☞墜落転落災害に対しては、高所作業を行う際の墜落等による危険の防止が適切に
行われているか確認しましょう!
☞交通事故に対しては「交通労働災害防止のためのガイドライン」を確認しましょう!
☞動作の反動(主に腰痛)に対しては、
「職場における腰痛予防対策指針」を確認し
ましょう!
厚生労働省
職場における安全対策
職場のあんぜんサイト
検
索
検
索
(H28.6)