『さいせき・函館』… 20140800号

『さいせき・函館』…
20140800号
先達ての台風11号皆さん大丈夫でしたか。全国的に災害をもた
らして大変なことになっています。栃木県で竜巻、三重県で大雨
と台風の中心から500キロ以上離れた地域で大きな被害が出
てました。気象庁によると『レインバンド』と呼ばれる帯状に発達
した積乱雲が原因とか。自然相手の我々の業種です。台風から
離れていても油断せず警戒し安全操業を行いたいと思います。
台風と言えば我が家にも孫という台風がお盆の期間中に発生し
ました。普段、電話等でその威力を感じてはいるモノの、他人事。
反対にその勢力を感じてみたい色気も有りましたが、かくも凄ま
じい威力を持っているモノとは思いませんでした。一つがようやく
東京方面に戻り、時を置かず新潟方面より3個も同時に発生し、
自宅の中はぐちゃぐちゃにかき回され、その動きを阻止しようものなら、ものすごい音を出して仲間を呼び、轟音と共にあばれ
まくります。まったく恐ろしい台風でありました。上陸して30分は、我慢しましたが、戻る日を指折り数える日が続き。私は、貯ま
っていた書類を整理することも出来なく丸一日寝込みました。被害甚大です。こいつらのエネルギーを電力に変えられることが
出来れば北電も値上げを再検討してくれるのではと思いました。
◇北海道砕石協同組合連合会・(一社)日本砕石協会北海道地方本部の動向
①労働災害報告…7月15日宮崎県にて死亡事故発生
・ジョウークラッシャーに原石が詰まり、それをほごそうとして落下し、挟まれる事故。
平成26年度は、1月、2月、4月、5月、7月と各一件で既に5件もの死亡事故が発生している。
内容は、墜落・転落・轢かれ・挟まれ・激突された原因で2件、巻き込まれ、墜落転落で1件、挟まれ・巻き
込まれ転落で1件、溺れ、転倒、感電、その他で一件の計5件です砕石業界の死亡5名は異常事態です。
各社に置いては、十分に対処して下さい。このままでは砕石業は危ない業種として社会から敬遠されます。
◇道南地区砕石協同組合・(一社)日本砕石協会北海道地方本部函館支部の動向
①7月23日に流通委員会を開催致しました。その中で、10月の価格改定に向けた値上げ要望活動をする事に
なり8月5日から6日にかけて渡島・檜山管内の工事発注官庁及び建設業協会等を佐藤副理事長と木口流通委
員長に同行して頂き、要望書を持ち各ゾーン各社に置いて生産コスト、運搬コストが原油価格高騰や電気料金
の値上り等から積算価格を今一度検討して頂き、昨年同様に土場単価200円アップとゾーンの在り方等につ
いて説明し意見交換を交えて活動して参りました。また、この度は総会時に皆様方から同意して頂いた中で、
函館砂利協同組合との共同という事案ですので連名で出させて貰いました。
②渡島綜合振興局の林務・商工と認可申請延長に対する協議を具体的に進めて参ります。後日、両課と事前協議
(8月25日頃)して、具体的に進める段階で理事会に図って参ります。
③地方本部の第2回理事会が釧路市で開催競れますが、死亡事故の多発性から各社の安全対策についての安全対
策について問い合わせが有りました。用紙内容は問いませんが、各社に置いて取り組まれている対応を至急
函館支部まで提出して下さい。これをまとめて第2回本部理事会に対してレポートしたいと考えています。例
えば、ベルトコンベヤー災害防止対策、重機災害防止対策、リスクアセスメント導入の指針等であります。
④これから本格的な生産・出荷体制を取っていくことになろうかと思います。お互い何があるか理解不能な今日
ですから創業にあたっては十分に注意して頑張って行きましょう。
※組合に対してのご要望・ご意見・情報等がありましたら、いつでも連絡下さい。
吉田が、親身になって敏速に対応致します。よろしくお願い致します。