小児の術前のケアによる不安の評価

研究についての説明
研究課題)小児の術前のケアによる不安の評価
研究の目的)私たち麻酔科医は、日頃からよりよい術前のケアをこころがけ、
手術を受けるお子様の不安を和らげたいと思っております。すでに、経口鎮静
薬などの投与が、不安を和らげるのに効果的だということがわかっています。
当院ではお子様の手術室入室に際し、さまざまなケアを行っておりますが、
どういったケアが最もよいか調べさせていただきたいと思います。
方法)2014 年 1 月以降に当院で麻酔を受けた 10 歳以下のお子様を対象としま
す。入室の際や麻酔開始時のお子様の様子、麻酔後の保護者の方への聞き取り
調査から統計を取り、経口鎮静薬の使用など麻酔前後にどのようなケアを受け
た時に手術室入室時の不安がよりやわらげられるかを調べます。また,保護者
の方からの聞き取り調査により、睡眠時間、術後の痛みや嘔吐の状態について
も調べます。個人が特定できないよう、名前や生年月日などは伏せさせていた
だきます。調査対象から外してほしいというご希望があれば、データの発表ま
での期間内であれば随時除外させて頂きますので、お申し出ください。また、
その場合、いかなる不利益も受けないことを申し添えます。なお、データの発
表は、2020 年 5 月頃を予定しております。
研究代表者(研究に関わる問い合わせ、苦情等の窓口)
所属
麻酔診療グループ レジデント
徳若 純子 ℡ 029(896)7357 研究責任者
所属 麻酔診療グループ 講師 大坂 佳子 ℡ 029(853)3092