「千葉東ザーレン通信」350号

ザーレン正規指定工場各位
【平成 28 年 7 月 16 日 350 号(メール&HP)】
(配信元)千葉東 ZC 事務局 鈴木商工株式会社
1. 「オイルの事ならまかせてください!」
このフレーズ、メカニック銚洋東金店(カーコン)の高山店長とその片腕、岩崎さんとの会
話の中で出た「タイヤの事ならまかせてください!」
から引用しました。
ご存知の方はさておいて、東金店さんは狭い、入り
づらい、出づらい、とその立地環境の厳しさは訪問
するたびに感じる事ですが、その悪条件をものとも
せず、“チームタカヤマ”の知恵と努力で収益を上
げ続ける実は優良店です。
カーコングランプリ獲得記念の横断幕↑
いま鈑金業界はスバルのアイサイトの出現で“事故(仕事)が無くなる”と戦々恐々ですが、
その話題を振ると「あまり気にしてないです。保険の改定も追い風…」とどこ吹く風。
どうゆうこと?「うちは 100%が店頭への飛び込み、そしてその 70%がリピーターに移行し
ます」、事故での来店がリピーター客?そこには、
ありふれた基本の徹底がありました。
飛び込み”の“点”出会いを、点検・オイル・洗車・
車検の提案で“線(リピーター)”に変え、さらに
「“パターン”に入る」と表現されていた台替え・保
険へと着地をさせる。
一見さんがリピーターに(高山店長右)→
自分たちで作り上げたこの“パターンシステム”、どれも目新しいサービスなどありません
が、それを出来そうで出来ない“基本の徹底=面倒”だけで実現されていました。
至る所で耳にする“基本の徹底”、しかしそれが実現出来ている場面は中々…。
“きめ細かな提案=面倒”をやり通す粘り強さが“チームタカヤマ”に存在しました。
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“飛び込みの一見客”がありふれたサービスだけでいつしかリピーターに変身。
まさに偶然ですが、談笑のさなかまさに台替えのお客様が来店。
やはり来店のきっかけは事故そしていつしかパターン化、しかし帰り際のお客様の「あり
がとうね」の言葉に東金店の接客スキル(カーコンで何度も受賞)が感じ取れました。
そこで冒頭での「…まかせてください!」は東金店さんでの提案キャッチフレーズ。
「我々はプロ、自信を持った提案こそが信頼につながる」と口を揃えておられました。
ともすれば東金店さんは言い訳のオンパレードになる可能性のある環境、しかし東金店さ
んには「やるか!やらないか!」のあの“沖縄スピリット”がありました。
各ジャンルのオイル価格↓
会社から求められるのは「結果!」しかも与えら
れた環境は変えられない。
ならプロである以上言い訳よりも知恵を絞る。
お二人の話に我々3人うなずきっぱなしでした。
メカニック銚洋さんは別の業界組織にも加盟され
ており、時によって現場ではどうしても提案商品
の優先順位が前後することがあります。
ただ、現場の皆さんはザーレンへの理解が深く伺うたびに嬉しく思います。感謝!
2. オイルの価格事情!
今回、全国5会場で開催された「代理店研修会」、
私はその3会場で“千葉東ザーレン倶楽部の事
例”を題材にコーナーを担当させていただきまし
た。
その中で発売元のコーナーでは、
業界の各ジャンルにおけるオイルの価格をリサ
ーチしまとめたものをパネルで紹介。
見づらいですが、セルフSSで貰ったオイルのパンフ↑
「1ℓあたりの最多販売価格帯」
【市場におけるオイルの扱い量が多い順とその価格】
・1 位ディーラー1,500円・2 位スタンド1,900円・3 位カーショップ1,200円・4 位整備
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工場800円★【ザーレン】イプシロン→1,625円、ガンマ→1,425円。
(注)ちなみに情報収集に行った近所の ENEOS のセルフでは、
1ℓ1,950 円(工賃+540 円)と 1,520 円(工賃+540 円)の2油種を提案されました。
さらにはすでに 3 台待ちでした。(粘度は 0W20)
「どこでオイル交換したいか?」のユーザーアンケートでは整備工場が
“1位”であるにも係わらず、販売量でも単価でもこの業界がなぜか旧態依然。
ザーレン(ナカノ自動車)が表紙の「職場の教養」7 月号↓
この現象は、ワイパーブレードはブレード本体も交換しない
と視界のためにもブレード自体の為にもデータで不適正と
アナウンスされながら、これもオイル同様、整備業界は“安
い”という価値観だけで“替えゴム交換”に精を出すのに似
ています。
すくなくとも我々ザーレンメンバーは業界の一歩二歩先行く
存在でありたいものです。
(編集後記)
① 「職場の教養」の表紙に“ザーレン”
先にスポット情報でもお知らせいたしましたが、中野連合会会長のナカノ自動車(金沢市)
さんが長年の取り組みと貢献?で、「職場の教養7月号(倫理研究所)」の表紙と記事でザ
ーレンと共に掲載されています。
この冊子は全国の職場に一カ月百数十万部配布され職業人の目に触れています。
倫理法人会の皆さんはもとより、せっかくのこの話題、ぜひ活かして参りましょう。
今年も盛り上がって行きましょう!
② 「納涼懇談会」情報
今年は3倶楽部60名(バーベキュー70名
~)ほどの参加を見込んでいます。
情報コーナーでは京都で汗を流す2代目社
長のセミナーにと、ザーレンならではの“特
典耳より情報”なども色々と用意しています。
あとは好天を祈るのみ!
以上
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