意見書(PDF) - 日本青年会議所

作成日 2016年 6月20日
公益社団法人日本青年会議所
近畿地区
京都ブロック協議会
2017年度 会長候補者意見書
候補者氏名
德田 洋典
1949年、物心共に荒廃した時代に一人の青年が「新日本の再建は我々青年の仕事で
ある」と日本の未来を創る使命感と情熱を抱き、青年会議所は産声を上げ、その運動は始
まり、時を経て日本は経済大国として発展を成し遂げられました。創始に掲げられた「個
人の修練」「社会への奉仕」「世界との友情」の三信条は、変わることなく脈々と受け継が
れ、
「明るい豊かな社会」の実現に向かって、運動を展開する青年会議所の基軸であり、京
都ブロック協議会に於いても時代の変化と共に進化する中で確りと息づいています。
しかしながら近年では日本の心のふるさとと呼ばれている京都に於いても心の過疎が深
刻な問題となっております。
「明るい豊かな社会」とは物質的、経済的に豊かな社会のこと
ではなく、
「心が豊かな社会」であり、私達青年会議所が目指す社会であるのではないでし
ょうか。私達がこれから先に困難に直面したとき、なにを頼りに道標とするのか、これま
では物質的に形のあるものに価値をみだし拠り所にしてきたのかもしれない、しかしこれ
から未来の社会を創造する私達の拠り所になるのは目には見えない資本や文化であります。
これまで京都ブロック協議会は44年もの長きにわたり、時代に即した運動の展開、ま
た未来を見据えた運動を発信し、京都府民からの負託と期待にこたえてこられたのです。
45年目の京都ブロック協議会もこれまでの歴史と伝統を受け継ぎ、創始からの想いであ
る「京都はひとつ」を胸に「明るい豊かな社会」の実現へ向かい、12青年会議所のこれ
までの輝かしい歴史の英知、踏み出す勇気、青年の情熱で、一人ひとりが主体性をもって
行動し、青年会議所運動を展開しなければいけません。また私達一人ひとりが、心を込め
て運動を発信することで社会に心が芽生え、
「心が豊かな社会」の実現へ向かうのです。協
議会出向者と共に、府内各地に根づく文化を共感し、そして繋がる人の文化を理解し、英
知と勇気と情熱で行動することで更に魅力ある組織へと進化する組織運営をいたします。
京都ブロック協議会2017年度会長立候補をさせていただくにあたり、これまで私
に関わっていただいた全ての方に心から感謝し、そして「京都はひとつ」の想いを胸に、
府内青年会議所の仲間と素晴らしい京都ブロック協議会の歴史に新たな軌跡を刻めるよう
勇気と情熱、そして心を込め青年らしく、JAYCEE らしく、粉骨砕身、邁進して参る所存
です。