東京都立八王子特別支援学校

平成26年度 都立学校・学校経営シート
都立八王子 特別 支援 学校
校
知的障害
「自発的に学ぶ力」を育成する教育の推進
章
EBE(Evidence Based Education~根拠に基づいた教育)の実践
193-0931
電話
地 〒
042-621-5500
番号
八王子市台町三丁目5番1号
(1) JR中央線・八王子駅南口 京王バス7番乗り場から 上野町三丁目下車徒歩5分
基
ア ク セ ス (2) JR中央線・西八王子駅南口から 徒歩20分
(3) 京王高尾線・山田駅から 徒歩15分
所
学
級
数
報 スクールバス
そ
進 路 実 績 一般(企業)就労率 33.3%(25年度) 27.5%(24年度) 28.8%(23年度)
① 小中高で一貫した「ことばの力」の伸長とコミュニケーション能力の向上
の
他
② 小中高で一貫したキャリア教育の推進
本 教 育 課 程
の
小学部27(6)学級、中学部19(3)学級、高等部25(3)学級
※ ( )内は重度・重複学級の数(内数)
8台(中型5台、小型3台) みなみ野、陣馬、石川、川口、南大沢、元八王子、藤倉1、藤倉2
エリアネットワークのセンター校。第三次特別支援教育実施計画で、平成31年に東浅川町に移転の予
定。言語能力向上拠点校。知的障害特別支援学校高等部普通科の職業教育の充実事業の研究指定
校。
特
徴
③ (小・中学部)3つの教育課程(知的・自閉症・重度重複)を生かした教育の推進
④ (高等部)2年生からの類型化による個に応じた就労の実現
情
幼児・児童
398名(小学部126名、中学部100名、高等部172名)
生 徒 数
八王子市 (鹿島、松が谷、大塚、東中野、堀之内、越野、松木、別所、南大沢、上柚
木、下柚木、中山、鑓水、南陽台を除く)
基
在
本 設 置 学 部 小学部、中学部、高等部(普通科)
情
通 学 区 域
⑤ (地域連携)副籍交流等によるセンター的機能の拡充
副 籍 実 施
小学部 直接交流 51名/126名中、 中学部 直接交流 11名/100名中
状
況
回答率(保護者91%、高等部と中学部の一部の生徒93%、地域38%、卒業
報 学 校 評 価 生29%)、 「児童・生徒は学校に楽しく通っていますか。」→肯定的評価をし
ている割り合いは、保護者94%
ホ ームペ ージ http://www.hachioji-sh.metro.tokyo.jp/
①児童・生徒の人権を尊重し、一人一人に応じた専門的な教育を推進することにより、豊かな人間性や社会性を育み、地域社会の一員として社会参加、自立できる人材を育成する。
目 指 す 学 校 ②特別支援教育のセンター的機能を発揮し、地域との連携の中で、共生社会の文化を地域に築くための理解啓発を推進し、児童・生徒の社会参加を促進する。
目
標
今年度の重点目標
「自発的に学ぶ力」を育成する教育の推進
・障害特性や個に応じた教育の充実
・12年間継続したコミュニケーション能力の向上(言語能力向上拠点校)
・12年間継続したキャリア教育の推進(知的障害特別支援学校高等部普通科
の職業教育の充実事業研究指定校)
今年度の取組と自己評価
構造化の視点を生かし、教育環境整備を徹底できた。特別支援学校教育支援員や保護者と連携し、目標を
個別指導計画に反映させ、個々の「自発的に学ぶ力」を向上させた。言語能力の向上は、アセスメントを実
施し、ことば(代替手段含む)の力を伸長させた。職業教育の充実は、中・重度生徒が、自発的に活動し学べ
るシステムや補助具等を確立した。
①
目
標
②
目
標
③
数
値
目
標
共生社会の実現を目指した特別支援教育の推進
・関係機関との連携による就学前からの教育相談の充実
・地域の指導者、保護者向研修会の開催による特別支援教育への理解啓発
・八王子市教育委員会との連携と交流及び共同学習の充実(副籍事業・学校
間交流等)
・次年度就学児へのプレスクール、出張幼児教室等の実施
機能的な組織運営と事故防止の徹底
・ 組織的な事案決定の実施とラインによる組織運営を実施する。
・ 学校課題解決のためのプロジェクトを校務組織に位置付け、学部や
分掌部等と連携し、迅速で効果的な目標遂行を目指す。
・BCPプランの作成
地域の私立幼稚園と連携して出張幼児教室を実施(年8回)し、発達の気になる幼児とその保護者への早期
教育相談を推進し、指導者の専門性の向上を支援できた。 副籍の体験発表会を八王子市や校内で実施等
により、関係者に意義を理解啓発し、副籍事業を充実させた。 本校に就学の決まった幼児を対象に、プレス
クールを3回実施した。
組織一覧表を作成した。学校課題解決のためのプロジェクトを校務組織に位置付け、学部や分掌部等と連
携し、迅速で効果的な職務遂行により学校課題を解決した。 個人情報の管理を徹底し個人情報紛失を防
止した。 適正な自律経営予算の策定と執行に務め、学校全体のコスト意識を高めて、センター執行率を昨
年度の51%から70%に引き上げた。
今年度の数値目標の内容
目標①
目標②
目標③
・授業を担当する全教員による研究授業の実施
・プレスクールの実施
・企業就労を希望する生徒の就労率を100%に近づける。
23年度
目標 実績
24年度
目標 実績
90%
70%
68%
65%
25年度
目標 実績
100% 100%
3回
3回
85%
88%
27年度 28年度 29年度
今年度
目標 実績 目標 目標 目標
100% 100%
3回
3回
100% 100%
センター的機能
キャラクター
「ハチまるくん」
です
都立八王子特別支援学校の特色
本校は、昭和41年4月に開校した知的発達に遅れのあるお子さんのための特別支援学校です。小学部・中学部・高等部とも一人一人
を大切にし、能力・特性に応じたきめ細かな指導を心がけています。
●富士森公園など緑に囲まれた教育環境を生かして学習しています。また、小学部から段階に応じたキャリア教育を推進しています。
●定期健康診断の他に健康相談や精神科相談など専門医による適切なアドバイスが受けられます。
●お子さんの実態に合わせて一人通学の指導をしています。また、小・中学部の通学の困難な児童・生徒のためにスクールバスを運行し
ています。
●第七小学校・第六中学校との交流及び共同学習のほか、居住する地域の小・中学校での副籍交流を積極的に行っています。
●特別支援教育に関する、相談、研修、情報提供等、八王子におけるセンター的機能を果たします。
高等部 作業学習
中学部 地域老人会との交
小学部 校外歩行
小学部 個別課題学習
中学部 作業学習(紙工