大型貨物自動車の視野確保の「再徹底」について

大型貨物自動車の視野確保の「再徹底」について
標記につきましては、6 月 10 日付、当協会ホームページ「TOPICS」に掲
載をしましたが、大阪府警察本部より改めて徹底するよう依頼がありましたの
でお知らせします。
大型貨物自動車の視野確保の再徹底について
大阪府警察本部交通部
「大型貨物自動車の視野確保の徹底について(依頼)」及び協会主催の交通安全
セミナー等により、事業者に対して前面ガラスはもとより、運転席や助手席ガラ
ス、助手席ドアの安全窓についても、視野を阻害するものを設置したり、貼り付
けたり、カーテンを閉めての走行等しないよう、自社運転者への指導の徹底をお
願いしたところであります。
しかし、先日、大型貨物自動車等に対する府下一斉取締りを実施したところ、
助手席側の窓ガラスのカーテンを閉めて走行する等、乗車積載方法違反により
47 件の違反がありました。
運転者の中には、違反となることを知らなかった、また、前述の依頼文による
事業者からの指導を受けていなかった旨を供述する者もいました。
本年 6 月末までに発生した大型貨物自動車が関連する交通死亡事故 7 件のう
ち、5 件が左折時のいわゆる「巻き込み事故」であり、運転者の視野が確保され
ていれば十分に防ぐことができたと思われる事故もあります。
当府警では今後も引き続き、これら運転者からの視野を阻害する行為を、乗車
積載方法違反として重点的に取り締まることとしています。
つきましては、死亡事故の発生実態や、視野確保の重要性を踏まえた、自社運
転者への指導を早急に徹底していただくとともに、適正な運行管理を行い、大型
貨物自動車による交通事故の絶無に取り組まれるよう、より一層のご指導をお
願いします。
プロドライバーなら
事故は防げたはず !
大型車が交差点を右左折する際、運転者の見落としによる
横断歩行者、自転車との重大事故が多発しています。
左側の死角が大きいことを
自覚しましょう。
助手席窓
からの視野
特に大型車では、
助手席窓や安全窓から
の目視がとても大切です。
安全窓
からの視野
アンダーミラー
からの視野
死角
死角
下のように、運転者の視野を阻害するようなものを置いたり、
取り付けて運転する行為は違反です。
大阪府警察ではこれらに対する取締りを強化しています。
カーテン
テレビ
安全窓への
フィルム貼付
棚
交差点
大
目と目を合わせて
阪
府
警
事故防止
察