パンフレット - SPIRAL-TECH

組み込みOSをシングルコア専用からマルチコア/マルチカーネルへ！
MULti Core Operating Sub System
MULCOS-2を使って、マルチコア・プロセッサに搭載された複数のOS間で協調した通信や同期
が行えます。これからの組み込みシステムはLinuxかRTOSの択一ではなく、マルチコアで両方を
選択しませんか？
本格的にマルチコアを
使ってみたい
RTOSの開発に従事していたMULCOS-2の開発者が、
マルチコアで必要なシステムコールを厳選しました。
是非、MULCOS-2をお試しください。
せめて・・・だけでも
早く起動させたい
早く起動させたい処理はRTOS側で行ってください。
Linuxより先に起動させることができます。
機能概要
ARM社のTrustZoneテクノロジを利用し、セキュア空間とノンセ
キュア空間に配置されたOS間の協調も可能にしています。
Quadコアの場合は、セキュア空間に最大4つのRTOSとノンセ
キュア空間に1～4個のコアを使用した一つのLinuxを搭載でき
ます。シングルコアの場合でも、RTOSとLinuxでシェアをして動
作させることができます。
搭載するRTOSの種類は不問でOSレスでもかまいません。
MULCOS-2の同期システムコールを使用して搭載されている
すべてのOSと協調が可能です。
高機能な周辺機能を
使いこなしたい
RTOSで用意するミドルウェアやドライバを必要最低限
にして、残りの機能はLinuxを利用されてはいかがで
しょうか？
オープンソース採用の懸念
各OS(またはOSレス)の実行モジュールは完全に分離
しています。バージョンアップの追従や使用するライ
センスの縛りを避けたいソフトウェアをRTOS側で実現
してください。
何と言っても組み込みには
応答性が必要でしょ
Linuxのスケジューリング、多重割込みや長い割り込
み禁止時間に、苦心していませんか？
Linuxの割込みよりも高優先度なRTOSならば・・・・
MULCOS-2の同期システムコール
実装例
・Linuxを超インテリジェントなデバイスドライバに！
コア４を独占したRTOS1はより多くの仕事をこなすことができま
すが、Linuxで用意された機能やデバイスの制御を利用する
ことで、容易に高機能なシステムを実現できます。
・RTOSを超軽量のリアルタイム制御用ソフト部品に！
コア３のCPUパワーを少しRTOS2に割り当てるだけでLinux
では困難だった高精度なリアルタイムが容易に実現できます。
◆メッセージキュー可変長データを送受信する。
mulcos_cre_msg
メッセージキューの生成/ID取得
mulcos_del_msg
メッセージキューの削除
mulcos_snd_msg
メッセージキューの送信
mulcos_rcv_msg
メッセージキューの受信（時間監視付き）
mulcos_ref_msg
メッセージキューの状態参照
◆セマフォ資源の排他制御
mulcos_cre_sem
セマフォの生成/ID取得
mulcos_del_sem
セマフォの削除
mulcos_sig_sem
セマフォ資源の返却
mulcos_wai_sem
セマフォ資源の獲得（時間監視付き）
mulcos_ref_sem
セマフォの状態参照
◆イベントフラグ 32ビットのフラグのセットや待ち（AND/OR）を行う
mulcos_cre_eflg
イベントフラグの生成/ID取得
mulcos_del_eflg
イベントフラグの削除
mulcos_set_eflg
イベントフラグのセット
mulcos_wai_eflg
イベントフラグの待ち（時間監視付き）
mulcos_clr_eflg
イベントフラグのクリア
mulcos_ref_eflg
イベントフラグの状態参照
（開発・製造元）
株式会社スパイラルテック
お問い合せ [email protected]
〒227-0055横浜市青葉区つつじが丘23-27
対応CPU
必要要件
NXP i.MX6 , ALTERA SoC(2016 /8予定)
TrustZoneテクノロジを実装したCortex-A
シリーズが必要

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