丸善京都本店 丸善京都本店 開店一周年記念講演会 「京の不思議おもしろ多面体:その謎解き物語」 講師:宮崎興二氏 (京都大学名誉教授) ●日時:2016 年 9 月 17 日(土)15:30 開場 ●会場:地下 2 階 特設会場にて 定員 30 名 16:00 開演 ●参加費無料 ▲講師近影 京の不思議おもしろ多⾯体▶ ▼『多⾯体百科』表紙デザイン ※丸善京都本店地下 2 階レジカウンターにて、ご希望の方に整理券を配布し ております。整理券が無くなり次第、配布終了とさせていただきます。 ※イベント当日はご来場いただいた方からご入場いただけます。 ※講演会後、サイン会も予定しております。 対象書籍は『多面体百科』(丸善出版より8月刊行予定)他全著作です。 この世の中は男性と⼥性で⽀えられています。それと同じように、私たちの⾝のまわりのかたちの世界は多⾓形・多⾯体の仲間と曲線・ 曲⾯の仲間で⽀えられています。そのうち多⾯体はごつごつとにぎやかに尖っていて、活発な欧⽶⾵の男性的な姿を⾒せ、曲⾯はつるつる とやさしく滑らかに広がって、おとなしい⽇本⾵の⼥性的な姿を⾒せるようです。同じ⽇本でも、にぎやかな今の⾸都東京は多⾯体寄り、 静かな昔の⾸都京都は曲⾯寄りとはいえないでしょうか。それほど曲⾯好みの今の京都ですから、街⾓をちょっと⾒渡しても派⼿な多⾯体 などなかなか⾒つかりません。 ところが昔の京の⽂化をかたちにこだわって調べてみると、欧⽶⾵のにぎやかで未来的な多⾯体の影が⾊濃く残されていることに気が付 きます。伝統⽂化のシンボルタワー五重塔にさえその⾯影は残っています。昔の京はさぞにぎやかだったことでしょう。そのころの名残か、 今でも多くの⽇本⼈は、いのちが尽きると、多⾯体だらけの灯籠に照らされた多⾯体だらけの墓⽯の下で何千年間もの眠りにつきます。 では昔の京のどんなところにどんな多⾯体が隠されているのでしょうか。その探検と謎解きをお楽しみください。
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