将来の生き方をつかむ修学旅行に!

修学旅行の中に『目標』『努力』『発見』を!
そして躍進する姿を!
校長
加藤勝祥
みなさんは一昨年の名古屋班別研研修を経験
し修学旅行に行く初めての学年です。昨年まで
の先輩方はそんな経験のなさにもかかわらず立
派に東京班別研修をなしとげました。君たちは
過去の経験を生かした自信あふれる修学旅行に
なることを願っています。
さて、昨年の車山研修では、私たちの生活と
はまったく異なる山村の生活を体験し、環境の
違いそして、環境を守る知恵、そこに生きる人
の暮らしを学んできました。こうした貴重な経験は、みなさんの生活を振り返るきっかけ
となり、新たな目標づくりにも役だったと思います。
将来の生き方をつかむ修学旅行に!
『目標』の確かさを
必ず自分の明日からの生き方につながる「研修」であって欲しいこと。
なぜ今、「東京」なのかを自問し、各見学場所・施設に行く前に学んだことを自分の目
で確かめて来て欲しいことです。言うまでもなく日本を動かしている中枢の東京、そして
そこで働く・生きる人の姿を目に焼き付けてきてください。
『努力』の意味を
働くひとの生きがいや働く喜びに触れ、そこに至るまでの努力を感じ取って欲しいこと。
自分の努力は本物の努力になりえているか、振り返るきっかけにして欲しいです。
観光地・政治の中枢・商業施設・・・様々な場で働く方の姿を見てきてください。
新たな『発見』を
新たな仲間の良さを発見して欲しいこと。
この研修を新しい学級・仲間との真剣な取り組みの場とすることです。真の仲間とは何
か。どうあることが真の仲間なのか。それが考えられる3日にしてください。自分にとっ
て都合の良いことだけを言ってくれるのが真の友達ではありません。真の仲間の姿(良さ)
を発見してください。これから卒業まで互いに切磋琢磨し合える仲間・同士として。レク
の時間、学級行動、班行動、食事、部屋の生活…どこをとっても仲間への「感謝」、仲間
との「共存」「達成感」のすばらしさが分かる。分かり合える場だと思います。
【最後にもう一つ】
それは、印象を大切にすることです。多くの出会いがあります。まずは挨拶。出発の朝
の保護者への挨拶。(高額な研修費を出し、送り出してもらえることの感謝を)バスの運
転手さんへの挨拶。ホテルの方への挨拶。ガイドをしてくださる方への挨拶。地域に挨拶
を広めようと宣言している那加中ですから。また来て欲しい団体だったと言ってもらえる
と良いですね。そして、もう一つは服装・身なり、言葉遣い。岐阜県人としての誇りを持
ってください。誰にも気持ちよい印象を持ってもらえるように。
挨拶・身なり・言葉遣い根っこはすべて同じです。
那加中3年
修学学旅行を節目に、これからの躍進に期待します!