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2016年度第1回関西電気化学研究会
主催:電気化学会関西支部
日 時
2016年7月9日(土) 14:00-17:00
場 所
神戸大学六甲台第2キャンパス内 瀧川記念学術交流会館
(神戸市灘区六甲台町1-1)
・徒歩…阪急「六甲」駅から約20分
・バス…阪神「御影」駅,JR「六甲道」駅,阪急「六甲」駅から
神戸市バス36系統鶴甲団地行乗車「神大本部工学部前」下車後,徒歩5分
■講演
1. (14:00 - 14:45 チャレンジセッション)
「アルカリ溶液中におけるペロブスカイト型酸化物の酸素電極触媒活性評価」
京都大学大学院工学研究科 宮原 雄人 氏
ペロブスカイト型酸化物は金属-空気二次電池用酸素電極触媒として高い活性を有するこ
とが知られている.演者らは,ペロブスカイト型酸化物の基礎的知見を得るため,酸化物のみか
らなるモデル電極を利用し,酸素電極触媒活性評価を行ってきた.本講演では,薄膜電極や
単結晶電極をモデル電極として使用した際の酸素電極反応触媒活性について発表する.
2. (14:45 - 15:45)
「構造を制御したマクロ/メソポーラス機能性酸化物皮膜の創製」
鳥取大学大学院工学研究科
辻 悦司 氏
金属表面への酸化物皮膜形成には,陽極酸化法が古くから知られており,誘電材料や耐食
性向上のための表面処理技術として工業的にも広く利用されている.本講演では,アルミニウ
ムやチタン表面上に形成可能なマクロ/メソポーラス酸化物皮膜の構造制御方法や,皮膜生成
過程について発表する.またこれらの構造的特徴を活かした応用例についても紹介する.
3. (16:00 – 17:00)
「ポストリチウムイオン電池の実現に向けた課題」
三重大学大学院工学研究科
松井 雅樹 氏
エネルギー問題や環境問題から,高エネルギー密度二次電池の需要が高まりつつある.こ
こ 10 年ほどの期間で,現在のリチウムイオン電池に代わる新しい二次電池「ポストリチウムイオ
ン電池」の実現に向けた研究開発が盛んに行われているが,いずれの電池系も実用化にはま
だ時間が必要である.ここでは,二次電池の歴史を振り返った上で,当研究室で行ってきた,リ
チウム空気二次電池やマグネシウムイオン電池の研究で得られた知見を紹介する.
※講演終了後,簡単なビアパーティーを開きます.
■研究会参加費 無料,但しビアパーティー参加費 1,000 円(当日受理)
■申込方法
7 月 1 日(金)までに氏名,所属,連絡先(TEL,E-mail),懇親会参加の有無を明記の上,
下記事務局までお申し込み下さい.可能であれば下記連絡先のウェブページにあります
申し込み用ファイルをご利用ください.
■連絡先・申込先
関西電気化学研究会事務局 佐野 光
国立研究開発法人 産業技術総合研究所
エネルギー・環境領域 電池技術研究部門
次世代蓄電池研究グループ 内
TEL: 072-751-8460
E-mail: [email protected]
http://kansai.electrochem.jp/kenkyukai1.html
■会場マップ(次ページ)