建築物省エネ法に係る規制措置(省エネ基準適合義務・適合性判定)③

建築物省エネ法に係る規制措置(省エネ基準適合義務・適合性判定)③
(※平成 29 年 4 月施行予定)
建築主は、特定建築行為(一定規模(政令で 2000 ㎡と定める予定)以上の非住
宅用途に係る建築物の新築・増改築)をしようとするときは、当該建築物(非住宅部
分に限る。
)を省エネ基準に適合させなければなりません(建築物省エネ法第 11 条
第 1 項)
。
本規定を建築基準関係規定とみなす(同条第2項)ことにより、建築基準法の建築
確認及び完了検査の対象となり、基準に適合しなければ、建築着工や建物使用ができ
ないこととなります。
なお、当該建築物が省エネ基準に適合していることを担保するために、所管行政庁
又は登録建築物エネルギー消費性能判定機関(以下「所管行政庁等」)が行う適合性
判定を受けることが必要です。建築確認においては、基準に適合している旨の所管行
政庁等による判定通知書がなければ、確認済証の交付が受けられません。
建築主事
(指定確認検査機関)
所管行政庁
(登録省エネ判定機関)
建築主
①
確認申請受付
申請
適合性
判定
申請
図書
確認
申請
図書
②
申請
審査
審査
④
③
通知書等提出
適合判定通知書
⑤
確認審査
適合性判定申請受付
交付
確認済証
着工
図 建築確認申請との関係
交付
適合性判定