ビジネスモデル・事業性評価コンサルティング

サービスカタログ [事業戦略 ] [経営革新]
ビジネスモデル・事業性評価コンサルティング
ワイガヤと定量評価をシームレスにつなげ、わかりやすさと正確性・客観性を両立!
全ての関係者・有識者に対してオープンに、ビジネスモデルや事業性の評価、合意形成をご支援します。
ビジネスモデルの収益性などを予測・評価・検証する「事業性評価」は不可欠なステップ!
IT投資や広告・ブランドの評価に定型的な手法や公式がないのは、それらに影響を与える要因が企業ごとに様々であり、かつ互いに
関連を持つ複雑な構造であるため、ある要因の僅かな変化が思わぬ結果となるためです。だからといって、事前検証や定量評価に基づ
く判断をせずに事業に着手するのは、建築・土木構造物の設計において模型を用いた検証や構造計算をしないくらい危険なことです。
特に、新規性や不確実性が高かったり、先行事例がなかったりする事業(例えば、R&D投資・事業化の判断、地域ビジネス、福祉・
医療)では、ビジネスモデルの収益性や採算性、リスク、優先順位などを予測・評価・検証する『事業性評価』は重要な課題です。
「仮説の視認性・わかりやすさ」「定量評価の正確性・客観性」の両立がビジネスモデル評価の納得度を高めます
事業の模型(ビジネスモデル)やその収益性を考える際、スプレッドシートを用いられることが多いと思われます。しかし、結果の
整理・表示には便利なスプレッドシートも、検討・評価プロセスで常に正確性を保ちつつ改編し続ける柔軟性、大規模・複雑な事業に
なった際の視認性などの観点では不十分であり、衆知を集めた検討に相応しくありません。
評価プロセスの要件1:仮説の視認性・わかりやすさ
• 価値指標に影響を与える要因や事業のアイデア・仮説、それらの
因果関係を図解、関係者・有識者との共通認識や納得感を得る。
• 定性的に事業のアイデアやコンセプトだけ作っても、定量評価と
つながっていなければ、意思決定への貢献は小
評価プロセスの要件2:定量評価の正確性・客観性
• 金融工学や財的手法による数学的な記述
• 数式のみの評価モデル務では、一部の専門家以外にはブラック
ボックス視され、評価結果だけが鵜呑みにされたり、頭ごなしに
否定されたりする原因になる。
価値指標に至る構造、
因果関係を数学的に記
述したモデルの構築
戦略
戦略
戦略
オプション
オプション
オプション
図解と数式をシームレ
スにつなぐツール活用
戦略オプション
の効果を評価
ビジネスモデル
事業環境
財務上の
収益構造
関連・因果関係
をモデル化・図解
価値指標
(e.g. 収益)
与える影響を定
量的に評価
ビジネスモデルや事業性を評価するプロセスが満たすべき要件として「仮説の視認性・わかりやすさ」「定量評価
の正確性・客観性」の2つがあると富士通総研は考えます。両者をバランスよく連動させた検討・評価するプロセス
こそが、関係者・有識者の意見を引き出し、納得度の高いビジネスモデルや事業性の分析・予測・評価を実現します。
これまでの実績、活用場面
サービスや事業の企画そのものではなく、それらの評価や検証を通した企画・計画・管理などの業務の高度化をご支援しております。
• 需要・事業性予測~事業計画立案支援
(製造業、ITソリューションサービスなど)
• コスト・リスク管理指標の体系化
(金融業オペレーション業務、製造業
品質管理部門など)
• リスク管理の経済性評価、事業への影響度分析
•
•
•
•
•
CEMS(地域エネルギーマネジメント)事業性評価モデル構築
マーケティング施策の評価~計画立案支援
ビジネスモデル実行可能性の事前検証
サービス品質の管理モデル構築(ITアウトソーシングなど)
ソフトウェアの障害原因に関する構造分析
など
http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/services/business-services/business-consulting/transformation/menu.html
サービスカタログ [事業戦略 ] [経営革新]
ビジネスモデル・事業性評価コンサルティングの進め方
ビジネスモデル(事業の仮説や重視すべき要因、それらの因果関係など)をシミュレーションによって評価し、目標
値など想定される結果との差が大きければ、その差が十分に縮小するまでwhat-if分析(数式やデータを変えたら結果が
どのようになるかを計算し、より良いシナリオを検討するプロセス)を繰り返すことでビジネスモデルを見直す『仮説
検証サイクル』こそが、事業計画の信頼性を高めます。
アイデア出しや認識共有を主目的とする定性的な議論と、その実行可能性に関する定量的な評価との間をスムーズに
行き来できることで、関係者・有識者との議論や合意形成が容易になります。
ビジネスモデルを見直し、シミュレーションや
what-if分析を繰り返すことが信頼性を高めます。
需給の
不一致
政策動向
電力取引
市場に参加
補助比率
需要(kWh)
FC
メガウィンド
託送料金
蓄電池
送電網
売り電価格
売電収入
設備費用(規模)
+
環境価値
+
天然ガス価格
売上
年間運用費
(人件費、運転管理費、
メンテナンスコスト等)
投資回収年数
●
IT費用
-
CO2削減量
損益分岐点
売上高
電力融通
PV
原油価格
金額
売電量
買電量
価格/kWh
利益
投資回収年数
返済費用
収入
年間キャッシュフロー
+
排熱供給による収入
需要(GJ)
-
金利費用
初期投資費用
運転管理費
保全費用
価格/GJ
人件費
IDCサービス
1年目 2年目 3年目 4年目 5年目 6年目 7年目 8年目 9年目 10年目
Phase1
関係者・有識者との議論、形式知化
Phase2
ビジネスモデル図の定式化
Phase3
シミュレーションとその結果の考察
有識者・関係者との議論(ワイガヤ)を通じ
要因間の関係を数式で定義することで、シ
定式化したビジネスモデル図を用いて、価値
て、対象とする事業の仮説や重視すべき要因、
ミュレーション可能な定量モデルに落とし
指標の値を算出します。また、想定されるシ
価値指標(NPV、ROI、IRR、投資回収年数な
込みます。また、財務・業務データや客観
ナリオを基にwhat-if分析を実施し、事業の採
ど)、それらの因果関係を抽出し、ビジネス
的な統計情報など、シミュレーションに必
否や実施に向けた課題・解決策、実現可能性
モデル図として形式知化します。
要となる貴社内外のデータを収集します。
を高める施策などを抽出します。
取り組みテーマに応じて、最適なビジネスモデリング手法やシミュ
レーション技術を選択し、サービスとして提供できる知見や実績を
数多く有していることが、富士通総研および本サービスの強みです。
ビジネスモデリング手法/
シミュレーション技術
特長・概要
要因や因果関係の不確実性の考察に優れる。ベイジアンネットワーク理論を応用して
富士通総研が開発した事業価値評価の手法/ツール
BME/BMT
ご参考) 定量的ERM
http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/services/business-services/business-consulting/assurance/menu.html?#menu-05
システムズシンキング/
システムダイナミクス
想定する事業の仮説
や様々な要因を網羅
的に検討し、シナリ
オプランニング的な
考察につなげる富士
通総研の「未来マイ
ニング」サービスと
セットで実施するオ
プションも有効です。
時間的要因や因果関係の循環の考察に優れる。
ご参考)ワイガヤから始める事業性評価
http://www.fujitsu.com/downloads/JP/archive/imgjp/group/fri/service/case/rep_vol5/rep05.pdf
FTA(Fault Tree Analysis)
故障・事故などの望ましくない事象について、論理展開し、分解した要因について検証すること
で、故障・事故の発生確率やその因果関係を明らかにする。
構造方程式モデリング
統計的手法であり、データが蓄積されている既存事業の検証・考察に優れる。
・・・
・・・
このカタログに掲載されている内容については、予告なしに変更することがありますのでご了承ください。
ご提供価格、期間
3か月、400万円~
(ご要件により個別に
お見積)
2013年6月
お問い合わせ先
株式会社富士通総研
第2コンサルティング本部
〒105-0022
ビジネスアナリティクス事業部
東京都港区海岸1丁目16番1号
ニューピア竹芝サウスタワー TEL:03-5401-8394
Copyright 2013 FUJITSU RESEARCH INSTITUTE
http://www.fujitsu.com/jp/group/fri/services/business-services/business-consulting/transformation/menu.html