主催/日本経済新聞社 日経ビジネススクール ベーシック300 総務・経理・営業のための法律基礎知識 注文書などの文書、印鑑、契約書の取扱いから債権・債務の基本までを実務的に解説 講師 日時/2016年9月6日(火)10:00~17:00 (開場9:30、昼食休憩11:30〜12:30) 会場/丸の内オアゾ(OAZO)丸善3階 日経セミナールーム 東京都千代田区丸の内1-6-4 TEL 03-6256-7352(会場直通) 受講料/ 34,560円(消費税を含む) 垰 尚義 氏 弁護士、長島・大野・ 常松法律事務所パートナー 脇谷 太智 氏 長島・大野・常松法律事務所 弁護士 セミナーのねらいとプログラム 講 師 紹 介 総務・経理部門が担当する領収書・請求書など文書 垰 尚義 1992年慶應義塾大学法学部法律学科卒業。1995年に検事に任官し、 贈収賄、選挙違反、脱税事犯を含む数々の捜査・公判事件を扱う。 2000年に検事を退官後、長島・大野・常松法律事務所に入所。その 後、米国留学等を経て、2007年1月から2008年12月まで、証券取引 等監視委員会にて課長補佐として執務し、インサイダー取引・株価操 作・有価証券報告書虚偽記載案件等の証券犯罪の調査・分析を行う。 2009年1月、長島・大野・常松法律事務所に復帰し、一般企業法務 のほか、危機管理・企業不祥事対応、コンプライアンス、金融・証券 規制の分野を主に取り扱っている。第一東京弁護士会所属。同弁護 士会・金融商品取引法研究部会副委員長。著作に、 『会計不祥事対応 の実務-過年度決算訂正事例を踏まえて』 (商事法務) (共著)がある。 の取扱い、各種契約書の作成、債務・債権の処理や 管理などの業務を行うためには、法律的な知識・根拠 にもとづいて行うことが必要です。専門知識を持たな いまま担当者が不適切な処理を行うなど、法的な重要 性に気付かないことによって、会社に重大な問題・損 害などを引き起こしてしまうことがあります。前の担当 者から引継ぎなどであたりまえと思っている業務処理 が法的に正しいとは、限りません。 このセミナーでは、総務・経理部門や営業管理部門 などで一般管理業務を担当する方々を対象に、日常業 務を遂行する上で知っておくべき法律知識について、 経験豊富な弁護士がわかりやすく解説します。日常の 業務について、あらためて正確な法律知識を学びたい 総務・経理部門や管理部門の皆様にぜひともご受講い ただきたい内容です。 1ビジネス法律の基礎知識 (1) 法律関係とは (2) 権利・義務関係の主体 (3) 契約とは (4) 注文書と注文請書の法的意味 (5) 法律文書に必要な4つの要素 (6) 原本・謄本・抄本・正本・副本の法的意味 (7) 領収書の法的意味 (8) 委任状の法的意味 (9) 請求書の法的意味 内容証明郵便の法的意味 (10) 文書の作成日の意義と確定日付 (11) 2印鑑の法的効果と使用上の注意 (1) 署名・記名の意味 (2) 印鑑の法的意味 (3) 実印と認印の違い (4) 拇印・書き判の効力 (5) 契印・訂正印・捨印・割印・消印の意味と方法 (6) 会社の実印・社印・銀行印の意味と違い 3契約に関する法律知識 (1) 契約の法的拘束力 (2) 契約の種類 (3) 契約と法律の関係 脇谷 太智 1987年東京生まれ、2010年東京大学法学部卒業。同法科大学院修 了後、2013年長島・大野・常松法律事務所に入所。以来、多種の企 業に生じる日常的な法律問題を処理しつつ、コンプライアンス、危機 管理・企業不祥事対応、訴訟・紛争解決、企業買収取引、倒産事件 など、多様な案件を取り扱ってきた。中でも、危機管理・企業不祥事 対応については、著名な事件を含む数多くの案件に関与している。第 一東京弁護士会所属。 (4) 契約の解除 (5) 契約書作成の基礎知識 (6) 契約書に定めておきたい条項 (7) 印紙に関する問題点 (8) 公正証書の意味と活用方法 4手形・小切手に関する基礎知識 (1) 手形・小切手の特徴 (2) 約束手形の振出・受領・裏書・取立に関する注意点 (3) 小切手の振出・受領・取立に関する注意点 (4) 手形・小切手を紛失したときの対処方法 5債権の回収をめぐる問題 (1) 取引先の危険な兆候をつかむポイントと対応 (2) 債権回収の具体的手段 (3) 代物弁済、商品引揚げ、債権譲渡 (4) 消滅時効 (5) 担保(抵当権、保証) (6) 倒産手続の種類と特徴 (7) 取引先が倒産手続に入った際の対処方法
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