16_sodo_basic_chikugo

自治を回復し、
まち・むらの課題を、
まち・むらの力で解決するために
- 総働による小規模多機能自治で
人「交」密度を高める IIHOE[人と組織と地球のための国際研究所]
代表者 兼 ソシオ・マネジメント編集発行人 川北 秀人
http://blog.canpan.info/iihoe/
Inspiring Social Innovations since 1994.
冒頭に、お詫びとお願い
・本来なら、数時間かかるお話の要点を、いただいた
時間内でお話しするため、かなり駆け足です。。
・著作権の関係で、配布できない資料がございます。
出典をお伝えしますので、のちほど検索を。
・聞くだけ・記憶するのではなく、
伝えて一緒に動くために、手帳・予定表にメモを。
・熊本&東日本震災で家や保護者の仕事が失われた
子どもたちの「放課後」の支援に、ご協力・ご寄付を
お願いいたします。同額を私も寄付します。
・弊所刊行書籍販売中。今日だけ特別割引中!!
IIHOEって?
・組織目的: 地球上のすべての生命にとって、
(1994年) 調和的で民主的な発展のために
・社会事業家(課題・理想に挑むNPO・企業)の支援
「NPOマネジメント」(99年~11年)、「ソシオ・マネジメント」
育成・支援のための講座・研修
地域で活動する団体のマネジメント研修(年100件)
行政と市民団体がいっしょに協働を学ぶ研修(年60県市)
調査・提言:「NPOの信頼性向上と助成の最適化」
「協働環境」 「自治体の社会責任(LGSR)」
・ビジネスと市民生活を通じた環境問題の解決
企業の社会責任(CSR)の戦略デザイン(年20社)
・2020年の地球への行動計画立案
・専従1名(うち育休1!)+非常勤1名、東京(新川)、約4200万円
まちの力は、関係の密度がつくる
人口密度より人「交」密度!
元気な地域は、人数ではなく姿勢が違う
・町(区域)でも街(建物の集まり)でもなく、
「まち」:人と人との関係
・住み続ける地域の未来のために、本当に
大切なことを実現できるよう全力を尽くす。
出し惜しみしない、できないフリしない、
あきらめない、
「誰かがどうにかしてくれる」なんて甘えない
2020年の世界・日本は?
・中国のGDPは、日本の何倍?
・中国+インド+ASEANと、アメリカ・EU どちらが大きい?
・日本の国民一人当たりGDPは何位?
・00年4位→05年20位→10年17位→14年27位!
・高齢者率は?→社会保障(医療・介護)費はいくら増?
・00年 高齢者2200万人 医療10兆+介護3兆→10年 2948万 12兆+7兆
→20年 3612万 16兆+9兆(=+5兆)?←生産人口11%減!
・既存インフラ&ハコモノの維持・更新費用は?
・法定耐用年数(50年)を経過するインフラの比率
橋 13年18%→23年43%→33年67%、トンネル20%→34%→50%
・水道 66万km 法定40年経過12%⇔更新0.7%!「130年かかると想定」
・国債の残高は?→消費税は、いくら必要??
→世界市場での存在感も、地域も国も「このまま」じゃ全然ダメ!
介護ニーズは80歳代で急増する→高齢化「第2幕」へ
2010年国勢
人数(千人)
介護+予防
計
65-69
70-74
75-79
80-84
85-89
90-94
95-
85-
29,484 8,272
7,018
5,992
4,376
2,454
1,029
342
3,825
318
620
969
1,004
620
268
1,892
3,968
170
人口比
13.5%
2.1%
4.5% 10.3%85歳以上の4人に1人が要介護3以上
22.1% 40.9% 60.2% 78.2% 49.4%
総数比
(100)
4.3%
8.0% 15.6%要介護3以上の2人に1人が85歳以上
24.4% 25.3% 15.6%
6.7% 47.7%
要介護3-
1,661
68
121
226
人口比
5.6%
0.8%
1.7%
3.8%
総数比
(100)
4.1%
7.3% 13.6% 21.1% 24.5% 18.7% 10.6% 53.9%
’15 +予防
4,865
200
352
655
1,110
1,309
860
378
2,547
要介護3-
2,068
80
135
239
402
531
432
249
1,212
10→15
+406
+12
+13
+13
+51
+124
+121
+73
+317
’20 +予防
5,742
168
415
731
1,186
1,531
1,151
559
3,241
要介護3-
2,489
67
159
267
430
621
578
368
1,567
15→20
+422
-13
+24
+28
+28
+90
+146
+119
+355
’25 +予防
6,529
146
349
869
1,334
1,660
1,384
788
3,832
要介護3-
2,879
58
133
317
483
673
695
518
1,887
20→25
+390
-9
-25
+50
+54
+52
+117
+150
+320
351
407
331
176
895
8.0% 16.8% 30.3% 51.5% 23.4%
筑後市も、これまで20年と、これから20年は違う
41.85㎢
1995年
計(人)
45,289
0~14歳
7,839
15~64歳(A)
2005年
65-74歳
75歳~
85歳~(B)
A÷B
速報 48,350
2025年
2035年
47,84 48,463 47,042 44,731
▲7%
+7%
7,550
6,898
▲12%
5,966
15年比6%減
5,289
▲23%
29,834 30,266 28,767 26,813 24,967
(生産人口)
65歳~高齢
者率
2015年
▲3% 88%
95%
7,599
16.8%
4,475
9,980 12,798 14,263 14,475
20.9%
5,178
3,124
813
82%▲13%
4,802
1,270
26.4%
+68%
6,444
30.3%
6,107
32.4%
+13%
9,374
6,354
8,156
8,887
+32%
+28%
+13%
2,052
2,754
3,738
161% +61% 216% +34% 294%+35%
36.7人 23.8人 14.0人
9.7人
6.5人
2020年の筑後市は?
・高齢者率は?→28.8%(全国より1年遅いだけ)!
・75歳以上は?→6965人(市民7人に1人)!
・ヘルパーなど、福祉の担い手は、あとどれだけ必要?
・社会保障(医療・介護)費は、いくら増える?
→ 高齢者の健康=地域の資源+資産!
・生産人口は?→10年比11%減
・市税収入は?
・既存インフラの補修・更新コストは?
・道、橋、公営住宅、上下水道、施設・公園、どれだけ残す?
→ 人件費・扶助費・公債費に次ぐ「第4の義務的経費」
・市債残高は? 利息は1日いくら?
・消費税は、いくら必要?
筑後市の高齢者・後期高齢者のくらしは?
人口(人)
高齢者
後期高齢者
世帯数
高齢者単身
2005年
47,844
9,980
4,802
2010年
48,512
11,120
5,711
2015年
速報 48,350
48,463
12,798
6,354
2020年
47,898
13,788
6,965
2025年
47,042
14,263
8,156
10.0%
11.8%
13.1%
14.5%
17.3%
15,426
1,131
16,628
1,324
17,152
1,561
17,233
1,701
17,066
1,770
261+870
339+985
418+1143
465+1236
498+1281
速報 17,341
後期高齢者
単身
599
781
907
1,015
1,201
120+479
161+620
189+718
213+802
253+948
後期単身率
高齢者夫婦
12.5%
1,102
13.7%
1,340
14.3%
1,607
14.6%
1,766
14.7%
1,845
後期 夫婦
高齢世帯率
後期世帯率
304
14.5%
5.9%
421
16.0%
7.2%
501
18.5%
8.2%
568
20.1%
9.2%
676
21.2%
11.0%
筑後市の財政はどう推移する?
単位:億円
05年度
歳入
市税(対 歳入)
個人(同)
法人(同)
固定資産(同)
公債(同)
161.8
53.7(33%)
12.9( 8%)
7.7( 4%)
29.3(18%)
13.2( 8%)
歳出
職員給与
職員数
公債償還
公営事業繰入
(国民健康保険)
(上下水道)
(病院)
(他(介護保険等))
扶助費
158.7
21.9
10年度(05比)
187.5
54.9(29%)
17.6( 9%)
4.3( 2%)
29.1(15%)
19.8(10%)
180.0
17.0(-22%)
325
291(-10%)
29.5
15.2
18.9
22.5
( 4.1)
( 3.4)
( 2.7)
( 3.8)
( 3.7)
( 4.5)
( 7.5)
(10.7)
26.1(16%)
37.9(21%)
将来負担(対 税収) 143.6(2.7倍) 132.0(2.4倍)
166.6
地方債残高
142.6( -14%)
31.1
支出予定
38.1(+22%)
54.0
積立金
48.7( - 9%)
14年度(同)
202.4
58.3(28%)
18.9( 9%)
5.9( 2%)
28.5(14%)
18.9( 9%)
20年度?
10年 個人住民税
36,375円/人
生産人口
10年比 - 4%
05年比 - 5%
194.7(+22%) 10年 職員1人あたり
住民 166人
18.0(-17%)
307( - 5%)
人件費・扶助費・
15.7
公債費を除く
21.7
歳出額(≒調達額)
( 4.0)
104億円(53%)
( 5.2)
後期高齢者
( -- )
10年比 +11%
(12.4)
05年比 +32%
44.9(23%)
115.9(2.0倍) 10年 272,187円/人
145.5(-12%)
24.6(-20%) 金利0.5%と想定して
54.2( +0%) 年支払利息 7250万円
=1日あたり 20万円
子ども・子育て
支援活動が
重要な地域
健康づくり・
くらしを支える
活動が
重要な地域
子ども・子育て
支援活動が
重要な地域
健康づくり・
くらしを支える
活動が
重要な地域
まちづくりは、誰のため? 何のため?
あいさつできる関係づくりのため
子どもたちの世代が誇りを持って
暮らし、働くため
 20年で人口が半減した町で、小中学生が
農畜漁林業の生産・販売を体験し、町長に
提言する年50時間以上の町おこし授業
(北海道・浦幌町、「ソシオ・マネジメント」第2号参照)
災害時などの安心のため
 障碍者・高齢者のための「避難支援」と
「避難所の課題確認」訓練(別府市)
自治会・町内会は、
行事を半減して、事業=福祉+経済を!
【現在】
親睦も安全も福祉も行事の連続。。
→地域の住民が気軽に付き合い、
日常生活に必要な情報交換や
安全確保などを行なうとともに、
地域生活をより快適にするため、
自主的・自発的に共同活動しな
がら、まちづくりを進める。
【今後】
「小規模多機能」自治!
→行政機能の集約化を補い、
住民減少・高齢化などに伴い
必要性が高まる安全・安心の
確保のための「適地適作(策)」
型の地域づくりを進める。
問題解決 (交通安全、防火・防災、
防犯・非行防止、資源回収)
共通の「基本機能」と
生活充実 (福祉、青少年育成、
独自の「魅力づくり」
健康増進、祭礼・盆踊り、
・最小限の安全・安心の維持
運動会、文化祭など)
・文化・伝統の継承
環境・設備維持 (清掃・整備、
・経済的な競争力の維持・向上
集会所管理など)
広報・調整 イベント(祭)からサービスへ、「役」から「経営」へ
協働から総働へ
中長期の視点で、
地域を耕す意欲としくみ
NPO
協
働
?
当事者
専門家
行政
学校
公共サービスを担う
(教員+生徒)
意欲とスキル
総
働
事業者
金融機関
行政
NPO
「1対1の業務・責任分担」から「多様な主体による協働」へ
「団体の支援」から「(小規模多機能)自治の確立・維持」へ
すべての部署・業務が、調達も含め、よりよい成果へ
→定義・ねらいも、進め方も抜本的に見直す「協働2.0」へ!
雲南市の地域自主組織のすごさ
・「公民館」から「地域交流センター」へ
・共益的な生涯学習施設から、住民自治の拠点へ
・多様な主体の「総働」による「小規模多機能自治」
・行政機能縮減を補う「適地適作(策)」の地域づくり
・幼稚園放課後に住民主導で預かり保育(海潮)
・旧・農協で産直市&100円喫茶(中野・笑んがわ市)
・水道検針を受託し毎月全戸訪問(鍋山)
・共通の「基本機能」と独自の「魅力づくり」
・最小限の安全・安心をどう維持するか?
・文化・伝統をどう残すか?
・経済的な循環・競争力をどう維持するか?
→年2回の「自慢大会」と課題別「円卓会議」で事例共有
雲南市
真地(まーじ)団地自治会(那覇市)
・1981年開設の市営住宅、400世帯
・車両部で買物支援
「移動も寄り道も生きがい」、今後は役所にも!
・2011年度に「地域福祉部」新設!
「第1次福祉計画」(11-13年度):
見守り、活性化、運行、資金造成
・見守り:同棟の支援者、新聞・宅配も協力
・木曜:「ふれあいデイサービス」(14-16時)
・金曜:「百金食堂」(100円昼食会)
・土曜:カラオケ!
多様な団体の併存から、総力を結集した経営組織へ
おおむね(小)学校区域で
多様な団体が併存
(1世帯1票制)
総力を結集し、課題を自ら解決する
住民自治のプラットフォーム
(1人1票制)
会長・
地縁型組織
副会長・
(自治会・町内会)
理事会
社会福祉、
交通安全
などの支部 祭保存会
目的型組織
子ども会
PTA
老人クラブ・高齢者会
属性型組織
自主防災組織 子どもスポーツ
消防団 スポーツサークル 女性グループ
営農組織 文化サークル
加工・販売組織
総
会 事
務
局
(
(
監
事
)
監
査
機
関
安全部会
健康部会
経済部会
〇〇部会
住民・各種団体
行
政
の
各
部
署
・
各
種
機
関
拠点施設を確保し、組織と一体化する
(公民館から「地域交流センター」へ)
[
[
地域交流センター
地事セ
域務ン
タ
雇職ー
用員長
]
市市
長町
部村
局行
所政
管
[
]
]
]
行政が提供する施設
→ 住民は、
行政が企画・管理し、
人事権も持つ施設の
利用者にすぎない
地
域
住
民
[
公民館
行館
政長
行住生
・
指主
政民涯
名事
主自学
催主習
事活分
業動野
事業費/補助金
にまで
企画・指導・支援 参 た
加は
教市
育町
委村
員行
会政
所
管
指定管理料+活動交付金
+地域づくり担当職員
+施設・施策・研修など
共通の基盤整備
地
域
住地地生 住
民域域涯 民
自福づ学
ら祉く習
がもりに
企 も加
え
画
て
・
運
営
住民による「地域経営」の拠点
→ 住民は、地域づくり・生涯学習・地域福祉を
自ら企画・運営する主権者・経営者
→「持続可能性の確保」、
「安全・安心の確保」、
「歴史・文化の活用」を重点課題に