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Ⅳ セーフティネット機能としての人材育成・支援①
現
状
就 職 困 難 者 に 対 す る 支 援
○ 若年層(15~34歳)や高年齢者(55~64歳)の失業率が高い(図4)。
○ 母子世帯の平均年収が低いことや、子育て層が多い30代女性の就業率が低い(図11、12)など、女性の働く環境は依然
として厳しい。
障がい者の雇用促進とスキルアップ
○ 障がい者の新規求職者数は年々増加している(図13、14)。特に精神障がい者で顕著である(図15、16) 。
○ 大阪の障がい者の実雇用率及び法定雇用率達成企業割合とも、全国平均を下回っている。
※ 大阪の障がい者の雇用状況(H23.6.1現在)
・ 民間企業における実雇用率1.63%(全国29位) 全国平均1.65%
・ 法定雇用率達成企業割合 43.8% (全国43位) 全国平均45.3%
課
題
就 職 困 難 者 に 対 す る 支 援
○ 失業期間が長期化している中高年齢者や子育て中・終了後の女性などの再就職支援の強化
○ 就職困難者の状況に応じた就職支援と生活支援を合わせたきめ細かな支援の強化
障がい者の雇用促進とスキルアップ
○ 障がい者に対する能力開発支援等の就労支援の充実
○ 企業における障がい者の雇用機会の拡大
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Ⅳ セーフティネット機能としての人材育成・支援②
実現のための方
策
方 向 性
就職困難者に対するきめ細かな支援
◇ 就職支援と職業能力開発、雇用の受け皿づくりを
一体化した支援
◇ 技専校(芦原校、夕陽丘校)での就職困難者等の再就職支援
◇ 雇用失業情勢に応じた再就職支援の充実(民間教育機関
の活用)
◇ 就職支援に取り組む新しい公共が活動しやすい環境づくり
の推進
◇ OSAKAしごと館(JOBプラザOSAKA、JOBカフェOSAKA、
地域若者サポートステーション)でのワンストップサービスの展開
◇ 就職支援と生活支援を一体化した支援
◇ 地域就労支援事業の推進
・ 地域におけるきめ細かな人材育成とマッチング
※ 技専校:大阪府立の高等職業技術専門校の略
※ 地域就労支援事業:市町村において就職困難者に対し地域の関係機関が連携し、就労阻害要因の解消や就労に関する意識・意欲の助長を図
るなど、一人ひとりに応じた就労支援メニューを提供し、雇用・就労につなぐため実施している。
◇ コミュニティ・ビジネスの創出による働く場づくりとスキルアップ(再掲)
障がい者の雇用促進とスキルアップ
◇ 就労支援の充実
◇ 障害者校や民間教育機関を活用した多様な職業訓練の実施
◇ 福祉・商工労働・教育施策が一体となった支援の充実
◇ 雇用機会の拡大とスキルアップの促進
◇ ハートフル条例による法定雇用率未達成事業主への働きかけと
サポート
◇ ハートフル税制による多数雇用する事業主への雇用維持・
拡大の働きかけ
◇ 在職者に対するスキルアップ支援の充実
※ 障害者校:大阪障害者職業能力開発校の略
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