サマーチャレンジ参加テーマ紹介 M1 東 直 受け入れ先:立教大学村田研 • 万有引力逆二乗則の破れ探索 • 等価原理の破れ探索 • 時間反転対称性の破れ探索 今回のテーマ ・逆二乗則の破れと等価原理の破れの検証、 主に前者 ・用いるのはねじれ秤、これはキャベンディッ シュの実験で用いられたものと同様のもの ねじれ秤(ターゲット)と 重力源(attractor)が チェンバーの中にある 重力源(attractor)を回 転させるモータ制御の コンピュータ さらに現在はチェンバーを暗幕テントの中に 設置し、風と光の影響を少なくさせている。 ・Gの測り方は2つ ①変位:attractorの角度を0度→30度→0度な どと変化させてその時のtargetの釣り合い角 を見る。 ②追随;変位をcontinousに行う方法。360度 /5hourなどのrateでattractorを回転させる。 質点を用いた基本方程式 ここでκはねじれ秤の復元定数、Rはねじれ秤のうでの半径。 κはねじれ秤の基準振動から求める。 上の式は質点を仮定しており、実際はattractor,targetに対してモンテカルロ法を適用 し、各点での万有引力を計算する数値計算で求める。 ねじれ秤の傾きの求め方 • チェンバー上部に市販のビデオカメラを設置 し、その画像が持つ”輝度”情報を利用する。 • 輝度はR、G、Bそれぞれ0~255まであり、上部 から当てた光をねじれ秤上部が反射すること により、大きな平均輝度を持つ。 • 輝度重心をとり、その直線を結び、実際のね じれ秤の変位とみなす。 青く光っているところは、設定した平均輝度thresholdを超えた部分。 さらに黄色い部分は輝度重心を求める範囲。今回の場合は垂直方向に重心計算をし ている。その各重心を結んだのが緑の線で、これを実際の物理的な角度変位として 採用する。 その他 • 電磁気力は重力の10E36倍であるので、あら ゆる実験構成要素が導通されている。
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