6.3. 業界分析のフレームワーク

第6章
外的コンテクスト- 業界分析
要約担当:ワイン
振り返り:戦略事業のダイナミクス(第1章)
コンテクスト
外的
内的
業績
アクション
2
振り返り:外的コンテクスト(第1章)
業界の特性
• 競合他社、買い手、売り手など
本章で中心に
説明する
市場以外の要素
• 規制、政治、社会的環境など
3
なぜ業界分析が重要なのか?
業界特性
収益性を決定する要因
業績
アップ
アクション
収益性を改善する行動
4
第6章の流れ
業界特性が
企業の業績に
与える影響
業界分析
業界分析の
フレームワー
ク
業界の定義
5
6.1.業界の特色から業績への営業
インターネット上
の株取引
業界特色
20%
オンライン・
業績
ブローカーの出現
従来型の証券会社が
シェアを奪われる
アクション
6
6.2.業界分析
7
フレームワーク1:SCPパラダイム
基本状況
6.2.業界分析
市場構造
企業行動
成果・業績
8
フレームワーク2:五つの競争要因
新規
参入者
売り
手
業界内
の競合
買い手
代替品
6.2.業界分析
9
6.3.
業界分析のフレームワーク
10
バリューチェーンにおける価値創造と分割り
売り手
業界の既存企業
買い手
バリューチェーン
新規
金額
参入者
需要
売り
手
業界内
の競合
買い手
コスト
業界生産量
業界内の価値の創造
6.3. 業界分析のフレームワーク
代替品
業界外の価値の分割り
11
魅力的な業界とは
新規参入者
売り手
業界内
の競合
買い手
代替品
創造される価値が大きい
6.3. 業界分析のフレームワーク
取り分が大きい
12
業界が創造する価値:PIEの決定要因
需要をシフトする要因
金額
代替品の出現
補完品の出現
買い手の数や購入力アップ
コストをシフトする要因
売り手や既存企業による
コスト変化
業界生産量
業界の潜在的収益力(PIE)=追加される価値ー資源の価値
6.3. 業界分析のフレームワーク
13
業界のPIEの分割り
新規参入者
売り手
業界内
の競合
買い手
代替品
各プレーヤーができるだけ多くのPIEをとろうとするので、
創造される価値のすべてを獲得しにくい
6.3. 業界分析のフレームワーク
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PIEの分割りの決定要因:競争度合い
製品開発や
製品認識に
よるコスト
競争がない状況
競争が厳しい状況
競争度合い
競争が激しくなったらPIEの取り分が小さくなる
6.3. 業界分析のフレームワーク
15
PIEの分割りの決定要因:
買い手の交渉力と売り手の交渉力
買い手の交渉力
売り手の交渉力
買い手や売り手が交渉力があれば
PIEの取り分が小さくなく
買い手や売り手の市場の競争度合いが高ければ、
交渉力がなくなる
6.3. 業界分析のフレームワーク
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6.4.業界の定義
製品ベース
• 企業が生産する製品によって業界を定義する
• 問題:企業の製品が業界ひとつに限らない
生産しない製品まで業界に含まれる
代替品ベース
• 類似性によって既存企業か代替品かを区別する
• 問題:類似度が買い手の認識による決まるので不確定
補完品からなるシステム業界の定義
• 補完品であるか別の業界に属するか要注意
業界の定義が業界分析に必要になるが、確実に定義づけするのは複雑だ
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おわり
内容を思い出し
ましたか?