7 月 3 日 第7章 経営組織の設計 木 曜 日 直 梅 木 職能制組織と事業部制組織 ▼職能制組織 社長 開発部 開発1課 (製品A) 工場 開発2課 (製品B) 製造1課 (製品A) 営業部 製造2課 (製品B) 営業1課 (製品A) 営業2課 (製品B) ・職能間の調整が集権的に速やかになされる ・製品A、Bともに全社レベルで諸活動が集約されやすい ・ゼネラルマネジャーとしての管理者の育成に不適 ・市場特性がまったく違っていれば、異なる製品間で 一律に管理しづらい 職能制組織と事業部制組織 ▼事業部制組織 社長 製品A事業部 開発 工場 製品B事業部 営業 開発 工場 ・各事業部長が社長のように機動的に振る舞える ・収益によってどの事業部長も同じ尺度で評価できる ・複数の事業部間の伝達が上手くいかない ・どの事業部にも属さない新規技術の探索や 事業部への移管がうまくいかない 営業 組織設計の原理 ▼ガルブレイスの機能的モデル 不確実性 1、規則 1、規則 2、階層 事前に全ての規則や手順を 定められなくなる 1、規則 2、階層 3、目標 階層に流れる情報の負荷が過大 になる。 →下位に自由裁量を許す ※規則遵守とは違った コントロールが必要となる 組織設計の原理 ▼4つの代替案戦略 スラック資源の創出 スラックス資源とは? スラックス=「余裕」「緩み」 目標や業績水準に余裕を持たせること 7 月 3 日 木 曜 日 直 梅 木 組織設計の原理 ▼4つの代替案戦略 スラック資源の創出 垂直的な情報処理シス テムへの投資 自己充足的課題の創出 水平的関係の創出 情報処理の必要性を 低減する代替案 情報処理の能力を 増大させる代替案 「官僚制の意図せざる逆機能」とは? 官僚制による管理・支配が招く、 モチベーションの低下など予期せぬマイナス効果 7 月 3 日 木 曜 日 直 梅 木 組織構造の次元 環境によって組織のシステムはかわる。 ▼機械的組織 安定した環境に適した組織 ▼有機的組織 不安定な環境に適した組織 なにが組織構造を決めるか 規模 環境特性 技術や業界 トップの好みと ファッション
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