大阪府における 指定管理者制度について 1 指定管理者の導入状況 ・府営18公園全てについて、平成18年4月から導 入。(指定管理者の指定は、今年度で3巡目ない し4巡目 契約期間は5年間) ・平成21年度から、一部の施設について利用料金 制を導入。(平成24年度からは、電子システムに より予約を行う施設についても導入。) ・従来は、前回契約額を参考価格として募集して いたが、平成24年度の募集からは、実勢価格で積 2 指定管理者の選定方法(1) 【選定フロー】 専門分野2名、経済団体 ・指定管理者選定委員会1名 弁護士1名、公認会計士 の設置 1名 (委員の選任は総務部)↓ ・選定委員会の開催(現地視察を含む) 募集要項の審査、審査基準や審査方法の決定、 応募図書の審査・ヒアリング、指定管理候補者の選定 ↓ ・議会の議決により、指定管理者の指定 3 指定管理者の選定方法(2) ・選定基準について 23年度募集:価格50点・品質50点 24年度募集:価格60点・品質40点 ・評価項目例 平等利用、安全安心、サービス向上・公園活性化、 維持管理、人的能力・財政基盤、府施策との整 合 ・府が求める水準に達していないと判断された場 合は、不適格(失格)として、選定の対象から除 外。 4 履行確認方法及び評価制度 (1) 【確認の頻度】 ・月に1回 【内容】 ・管理状況の確認(書類及び現地) (確認項目:平等利用、サービス向上、 施設管理、安全・安心、府の施策との整合) 【品質管理のために力を入れている点】 ・履行確認における指導強化 5 履行確認方法及び評価制度 (2) 【評価委員会】 ・外部有識者による評価委員会の設置 (専門分野2名、弁護士1名、公認会計士1名、経済団 体1名) ・評価委員会を年2回開催すると共に、評価委員による現 地視察を実施 (各公園1回~2回程度) ・評価委員会は、指定管理者の自己評価・府の評価※・利 用者アンケート結果の報告を受け、評価内容を点検し、府 に対して指定管理業務の改善点等を指摘・提言する。 評価結果及び改善点等の指摘事項の公表。 6 履行確認方法及び評価制度 (3) 指定管理者 ①自己評価 ③ヒアリン グ ②報告 ⑥必要に応じて ヒアリング等 ⑤評価結果を報告 指定管理者評価委員会 大阪府 ⑧指摘・提言 ●評価の流れ ④評価(履行確認に基づき評価) ⑨対応方針策定 ①指定管理者が自己評価(4段階評価:S・A・B・C) ②指定管理者が府へ自己評価結果を報告 ③府が指定管理者へヒアリング ④府が指定管理者を評価(4段階評価:S・A・B・C) ⑤府の指定管理者に対する評価結果を評価委員会へ報告 ⑥必要に応じ評価委員会が指定管理者へヒアリング等を実施 ⑦評価委員会が府の評価の内容について点検を実施 ⑧評価委員会が府に対して指摘・提言 7 ⑨府が対応方針を策定 ⑦評価内容について点検
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