平成○○年度 ○○学校校内研修 「あなたのキラリにびっくりポ ン」 ~○○○○○○○○~ ①タイトル写真の「チューリップ」 掲載の意図は? 1 さいた さいたチューリップの花が ならんだ ならんだ 赤・白・黄色 どの花見ても きれいだな 2 ゆれる ゆれるチューリップの花が 風に ゆれて にこにこ笑う どの花見ても かわいいな 3 風に ゆれるチューリッ プの花に とぶよ とぶよ ウチョがとぶよ チョウチョと花と チョ 2 遊 ②テーマの「キラリ」とは 人それぞれがもつ「よさ」 〈個性,長所・短所〉 具体的には 「元気のある人(▲暴れん坊)」 「信念のある人(▲頑固者) 」 ③テーマの「びっくりポン」とは 感動し,本気で認めること 「承認」 「称賛」 「激励」 ④「キラリ」と「人権教育」の 関係は? 人権教育の目標の第一は, 「自分を大切にするとともに, 他の人の大切さを認める」ための 具体的な態度や行動が現れること 28年度県教育委員会の重点施策 人権教育は全ての教育の基本 1 教育行政機関や学校における人権 教育の計画・実践・評価 2 人権感覚を育む参加・体験型の人 権学習・人権教育研修の推進 3 保護者・地域住民一人一人の心の 琴線を奏でる研修会の工夫・改善 考察1 鹿児島県民の人権意識 H25人権についての県民意識調査より 自分の人権が侵害されたと思ったこと 人権意識は10年前と比べて高くなったか 平成25年度人権についての県民意識調査から (Q22) お子さんの結婚相手が,「同和問題」を 抱えている地区の出身ということが分かった場合, どうしますか A 70.6 B 23.0 C 4.6 D 1.7 A 子どもの意志を尊重する B 親としては反対するが,子どもの意志が強けれ ば仕方がない C 家族や親戚の反対があれば,結婚は認めない D 絶対に結婚は認めない ※ あなたはB~Dの約3割をどう分析しますか?8 H25人権についての県民意識調査より 人権が尊重される社会を実現するために必要なこと 学校の人権教育を充実させる 55.6 国民一人ひとりが自らの人権 意識を高める 42.4 社会教育・啓発を充実させる 37.7 人権に関わりのある職場に勤 める者の人権意識を高める 35.1 社会的に弱い立場の人を救済 支援する 28.3 人権教育及び社会教育・啓発の充実 人権侵害に対する法的規制を 24.1 強化 0 10 20 30 40 50 60 そこで,いよいよ 同和問題をはじめ,様々な人権課題を払拭していくための 基本姿勢MOM その1・・・M :見つめる その2・・・0 :思いをめぐらす その3・・・M:向き合う 基本的な姿勢MOM M: 「 見つめる 」とは・・・ よく見る よく,よく見る 深く見る 背景を 読み取る 0:「 思いをめぐらす 」とは・・・ 関心を寄せる 関心を届ける 見えにくいところへ, 心を動かしていく・身体を動かしていく M:「 向き合う 」とは・・・ 受け止める 受け入れる 関わっていく,実践してい く 見つめていますか? 例1 最近,○○さんが遅刻や欠席しがちですよ。 例2 校内や学級の掲示写真に,押しピンを刺した あとがよく見られますよ。 落書きがありますよ。 例3 ○○先生は,授業中は一生懸命ですが, 部活動になると,平気で生徒に対し罵声を 浴びせたり,体罰を振るってますよ。 思いをめぐらしてみませんか? ■例1 最近,遅刻や欠席が増えた○○さん,どう してかな?家庭で何かあったのかな?学級で 孤立していないかな?思いをめぐらしていく。 ■例2 意識的に掲示物をチェックして,どうして 意図的に押しピンが刺してあるのだろうか? 単にいたずらで済まさず,何かのメッセージ性 があるか,ないか思いをめぐらしていく。 ■例3 同世代や後輩はもちろん,先輩等の職員に対 し,不合理なことなどを気軽に指摘し合う雰囲 気があるだろうか。思いをめぐらしていく。 向き合っていますか? ・ ・ ・ ・ どんな暮らしの中で,どのような育ち・・・ どんな思いで,学校に来ているか・・・ 学校や先生にどんな願いをもっているか・・・ ○○さんのつまずきを,誰がどれだけ把握し, そのフォローはどのようになされている・・・ ・ ○○さんの家族やその子の周りの人たちの願いは 何なのか・・・ 生徒(職員)の生活の事実から出発 一つ一つの行動に ■ 「忙しいから,後でね」とか, 言葉で言わなくても,聞き流すような 態度や表情で相手と接していません か? ■ 名前を呼ぶとき,親しさの違いに より,呼び方を変えていませんか? ■ 同僚が不在の時にも,ひとことの 言葉を添え,メモを残すだけで・・・。 校内の人権環境はいかが? 仲間づくり・集団づくり ・分からないときに分からないと言える ・つらいときにつらいと言える ・頑張ったときに頑張りを認めてもらえる 自分にも学校にも誇り,自分も仲間も大切 「この学校で学べてよかった!」 「この学校で働けてよかった!」 と実感できる環境づくりに寄与する 私たち一人一人が, ・人権について正しく知ること ・人権についての感覚を磨くこと そのために日々の研修や職員会話の中で ・人権教育の視点に立った対話を深める ・日常的な振り返り,語り合いの中で 「あれっ? これでいいのかな?」 → 自分自身を振り返る場の設定 「人権」というフィルター 言動や文書など 最後に,研修のまとめとして, 登場人物を自分のことに置き換えて, 「思いをめぐらせ」ながら読んでみてください! 子どもたちに思いをめぐらせながら ~ 引用作品 ~ 藤尾秀昭著「小さな人生論③」(2007年 致知出版社)より (平成27年度なくそう差別 築こう明るい社会 p25参照) 人権教育は,自分の生き方を見つめ, 共に人生観を築き上げる教育です。 自分を大切に…. 他の人を大切に….
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