新たな環境の中で「本気」がいっぱいです

豊島区立さくら小学校
平成24年5月1日
新たな環境の中で「本気」がいっぱいです
~4月の学校で見られた子どもたちの姿から~
校
1
歌「ちゅうりっぷ」からのメッセージ
ちゅうりっぷ
作詞 近藤宮子
さいた さいた ちゅうりっぷの はなが
ならんだ ならんだ あか しろ きいろ
どのはな みても きれいだな
私は、入学式(4/6)と全校朝会(4/9)
で、子どもたちへ「ちゅうりっぷ」の歌詞を
題材にして「本気」について話をしました。
それは、「どのはな みても きれいだな」
の歌詞に着目してのことです。全校朝会の後
で子どもたちが、次のようにまとめました。
2年生
○ どんなおはなしでしたか
きょうのおはなしは、本気のお話でした。本
気の話は、たとえば、チューリップだって本気
でさこうとしているから、どの花見てもきれい
だな。あたらしい学年になっても本気でとりく
みましょう。わたしは、あたらしい学年になっ
たから、なんでも本気でとりくみたいです。
6年生
○ お話の内容(『か条書き』で書こう)
・校長先生のお話は、入学式の話でした。
・入学式のときに、二年生が植えたチューリッ
プの話をした。
・チューリップの歌の中に、「どの花見てもきれ
い」という部分のこと。
○ 話し手の意図
・チューリップも人間と同じで色々種類がある。
・どれも本気で咲いているから、「どの花見ても
きれい」だと言える。
・チューリップのように努力してほしい。
○ 自分の感想・意見
私は、チューリップのように、人間は色々種
類があるけれど、だれもが努力して本気で生き
ているので、人の悪口などは良くないと思いま
した。それから、私も努力して本気で生きよう
と思いました。
2
子どもたちの4月の姿から
年度が改まることは、これほど新鮮で意欲
長
関
口
純
一
的な気持ちにさせてくれるものなのだ、と
改めて感じることのできた4月でした。
これは、日々の学習や生活の中で見せて
くれた子どもたちの表情や言動から受けた
率直な感想です。
新しい学年になったこと、学級編制替え
があったこと、教室の位置が変わったこと、
担任が変わったこと、教科書が変わったこ
となど、子どもを取り巻く環境には、様々
な変化がありました。そうした変化が総合
して意欲の芽生えになったと想像します。
この気持ちの変化をチャンスととらえ、
新たなチャレンジにつなげ、自らをよりよ
くチェンジしていくように、学校では後押
しをしていきたいと思います。
3 第1回としま土曜公開授業の感想から
21日には、たくさんのお客様を学校にお
迎えしました。感想をいただきましたので、
数点だけ紹介させていただきます。子ども
たちの「本気」が伝わったことをうれしく
受け止めました。ご家庭でも、子どもたち
の「本気」への後押しをお願いします。
○初めて息子の授業風景を参観しました。まだ
入学したばかりだと思っていましたが、クラス
全体的にも落ち着いていて、感心させられまし
た。細かいことをついつい言いたくなってしま
う母ですが、今日は寛容に息子の帰宅を迎えた
いと思います。
(1年保護者)
○さんすうの少人数は2年生で初めて体験し、
どういう雰囲気なのか楽しみにしていました。
子どもの数が少ないので、先生の目も行き届
き、子どもたちもきちんと黒板に向き合い、と
ても良い態度でした。
(2年保護者)
○やはり1年生の落ち着きのなさに比べ、上級
生は落ち着いているなぁと感心しました。これ
もひとえに日頃の先生方のご指導のおかげだ
と感謝する次第です。先生方の授業での教え方
もとてもよく工夫されており、それゆえわかり
やすいものだと思いました。
(5年保護者)