Document

メディアとスポーツ
教育人間科学部 マルチメディア文化課
程
0953052 竹内達哉
テーマ設定の背景
• 情報機器の発達により、スポーツを「肉
眼」でみるだけでなく、「メディア」、
特に視覚的な媒体としての写真やビデオ
を通して見ることが可能になった。
• このような「メディア」よるスポーツ視
聴に関する変化がどのように行われるよ
うになったか
スポーツをメディアで見るに当
たって
• 前提として「スポーツ中継されている」
かつ
比較的会場に足を運びやすいものを選択
• 高校「野球」というスポーツに絞った理
由
• あるウェブサイトにて、プロ野球全試合
を配信しているものがあった。
→プロ野球は入場料が高い
実際に見たスポーツ
• 第93回全国高等学校野球選手権
神奈川大会 4回戦
7月22日@保土ヶ谷・神奈川新聞スタ
ジアム
第2試合 鎌倉学園 vs 法政第二
• tvkのワンセグ放送を同時に見ながら
観戦
比較
肉眼
• 視野が広い
• 自分の見たいプレーが見
える
• 少しよそ見をしていると、
決定的瞬間を見逃す可能
性
• 座席によっては死角が存
在
映像
• 視野が狭い
• 意思に関係なく画面に
映っている部分しか見え
ない
• リプレイ映像にて見逃し
ても状況が確認できる場
合あり
• カメラの切り替えにより、
死角はできない
考察
• スポーツにおける「メディア」表現はある種
の未知の領域を展開する。
• すなわち、ズーム機能やスロー再生機能によ
り、肉眼ではみることのできないプレーの状
況を観察することが可能になる。
• しかし同時に、見ることの出来る範囲は狭ま
り、結果として画角や構図を意識したものに
なりがちで、スポーツそのものを行うに当
たってのスポーツ体験すべてを内包している
のではない。
考察
• 途中から観戦を始めた人がすぐに状況を
把握できるように、球場にはスコアボー
ト、テレビ画面にはテロップがある
• TV映像などを通じてスポーツを見る場合、
複数台のカメラを切り替えて表示するス
イッチングにより、一番良い映像が表示
されることになる
• そのため、実際にスポーツを観ている場
合と比べて死角が少なく、見ている側は
退屈しない