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平成26年調査結果について
◆平成26年は262件(昨年より23件減少)、大阪府内の275分娩に1件が未受診や飛込みによる出産であった。
◆未受診や飛込みによる出産をするハイリスク妊産婦と児童虐待の背景要因は類似しており、多くの機関が継続して支援する必要がある。
未受診妊婦数
●平成21年から調査を開始し増加傾向にあったが、
平成24年の307人をピークに減少している。
●全体では、経済的問題が20.4%と一番多い。
●10代妊産婦では、妊娠に気づかなかったという
「知識の欠如」、パートナーも未成年やDV、未婚等
の「家庭事情」が多くなっている。
(人)
H26
262
H25
H24
254
H22
148
H21
152
50
100
150
全体
10代妊産婦
200
250
300
350
●平成26年の府内の出産年齢では30~34歳が
ピークである。
●未受診や飛込みによる出産では20~24歳が
最多年齢層であり、平均年齢は26.7歳であった。
●40歳以上の未受診や飛込みによる出産も18人
(6.9%)あった。
出産総数
未受診・飛込み出産
30.0%
25.0%
20.0%
25(人)
15.0%
20
15
5
47歳
45歳
43歳
41歳
39歳
37歳
35歳
33歳
31歳
29歳
27歳
25歳
23歳
21歳
19歳
17歳
0
15歳
0.0%
学校
◆学校関係者を対象に「未受診
妊婦実態調査」「にんしんSOSの
取組」「デートDVや性暴力被害」
等の研修を開催することで、
相互の役割を理解する。
研修
「10代の妊
娠を考える」
産婦人
科医療
機関
行政
妊娠・出産包括支援事業の推進
◆子育て世代包括支援センターにおいて、支援の必要
な妊婦を 地域のサービスや制度に結びつける。
10
5.0%
児童
福祉
10代妊産婦の問題共有と連携
40.0%
10.0%
。
母子
保健
未受診妊婦の年齢分布
35.0%
◆「未受診妊婦調査報告」「病院でのハイリスク妊婦へ
の支援」「里親や養子縁組について」等の研修会を通
して、顔の見える関係づくりを図り、相互に連携する。
産婦人科
医療機関
30
25
20
15
10
5
0
307
H23
支援の必要な妊婦の発見・つなぎ
(%)
285
0
調査結果を受けての対策
全体と10代妊産婦の未受診の理由
【
市
町
村
事
業
】
子育て世代包括支援
センター
切れ目ない支援の実施
産前・産後
サポート事業
産後ケア事業
【都道府県事業】妊娠・出産包括支
援推進事業
関係機関