1.18 発表 パワポ

教育の質を
向上させるために
In Uganda
おさらい
UPE政策によって学校へのアクセスが拡大
それによって生じる問題
①教員数の不足
②教室数の不足
③教材の不足
こうした教育の質を揺るがす問題の克服
するヒントを、日本に求めてみた
理由①
そもそも自国の教育発展に関してなにも知ら
ないな・・
理由②
日本も似たような問題に直面してきているは
ず!
日本が同じような問題に
直面した時期は2回?
①明治期
⇒普通教育の普及段階
②戦後期
⇒児童数が増えた時期
①明治期
概要
明治5年、学制発布
学区制を取り入れ、学校を設置
設置された小学校数:2万4500校(明治8年)
⇔現在の小学校数:約2万校
Cf)在籍児童数
231万人(明治12年度)
676万人(平成25年度)
1校あたり 児童数:4~50人
教員数1~2人
→教員と児童数のバランスは悪くない
+江戸時代以来の寺子屋の存在
明治期の教員養成
 師範学校:授業料はもちろん生活も保障
師範学校→高等師範学校→文理科大学のルー
トなら中等学校→高等学校→帝国大学という
ルートに匹敵する教育
⇒経済的な理由で進学を断念せざるを得
ない優秀な人材を多く吸収
②戦後期
概要
(昭和20年代後半~30年代)
第一次ベビーブームの党到来と共に
「寿司詰め学級」が社会問題化
⇒1学年2桁のクラス数、1学級5~60人
政府は、昭和33年から5か年計画を実施
5か年計画の内容

校舎面積の拡充
5か年間に約330万平方メートルの小・中学校校舎整備
←約415億円の予算が充てられた

教材の確保
昭和27年:義務教育費国庫負担法の成立とともに教材費の
一部を国が負担
→昭和33年:半額国庫負担

教員養成
急な教員需要に応じて、大学での教員養成期間を4年→2年に
(臨時的)
日本の事例を調べてきて・・・
日本の教育制度整備は、国家がかなり強く先導し、
また現場との連携もとれて実現されてきた
――政府の教育に対する意識の違い?
日本の教員養成機関:師範学校
ウガンダの教員養成機関:PTC(Primary Teachers’ College)
→UCEの成績により希望が通らなかった生徒の受け皿
連携の問題も(Ex)UPE政策の授業料が学校に届かない
現場視点で考えてみると・・・
 ①時間が守れない
配属先の状況にも驚きました。教員がいつも5人位
しか来ていません。生徒は自習しているのに教員は
職員室でお茶を飲んでゆっくりしていたりします。
時間割はあっても全く守られていません。(中略)
定期的な職員会議はありません。突然会議が設定さ
れますが、何時間待っても教員が集まらず流会に
なったりしました。各教員が打ち合わせなく自分の
教えたい項目を教えているようでした。こんな調子
ですから、シラバス(指導要領)や国家試験の出題
範囲の項目であっても教えられないものが多くあり
ました。 (青年海外協力隊員の体験記より引用)
②暗記中心の詰め込み教育
理科においても実験せずに結果だけを言葉で暗記し
ています。また、原子の構造について「原子核の回
りを電子がまわっている」と言葉で覚えていますが、
それを図に書くことのできる生徒はあまりいません。
頭の中にイメージがないのです。理数科を完全に暗
記科目にしてしまっています。(青年海外協力隊員
の体験記より引用)
+こうした教育を親が望んでいる
こうした問題の根底には、保護者、教師(⇒
大人たち)の意識改革が必要
Ex)タイムマネジメントをしっかりするという
意識を持つだけでも・・・
→時間割通りの授業が展開できる
→無理に詰め込む必要もない
→より具体的なイメージをもった授業理解
→教育の質向上
今後の課題
政府と現場の連携をとるには?
人々の意識改革をするには?
参考文献

『教育白書(昭和28年度版、昭和34年度版、昭和39年度
版)』文部科学省

『学校基本調査』文部科学省

『学校の歴史

『ウガンダにおける活動』三野光雄
第2巻
小学校の歴史』第一法規
http://www.criced.tsukuba.ac.jp/jocv/report/sympo_h17/s
anno.pdf