ケアマネージメント推進部会の今後の進め方(案) ~障がい者の地域生活を支援するための障がい者ケアマネージメント従事者の養成・確保に係る調査・審議~ ●障がい者相談支援員の質的向上 現 状 ・ 課 題 部 会 ・障害者自立支援法等の一部改正により、障がい児・者相談支援の充実を目的に、計画作成を担う「特定相談支援事 業、障がい児相談支援事業」、地域移行・定着を担う「一般相談支援事業」に細分化。 ・支給決定のプロセスが見直され、特定相談支援事業者等が作成するサービス等利用計画案・障がい児支援利用援助 計画 を参考に支給決定。また、平成26年度には、障がい福祉サービス等の利用者全員について、サービス等利用計 画、障がい児支援利用援助計画の作成が必要。 ・特定相談支援事業所258か所、障がい児相談支援事業所165か所。(H24.10.1現在) ・サービス等利用計画の作成経験が乏しい。また、障がい児支援利用援助計画の経験がない。 ・大半が小規模な相談支援事業所であり、SV機能がない。 ・支給決定権者である市町村の職員にもサービス等利用計画等の作成経験が乏しく、当事者のニーズが反映されたも のかどうか適切に判断できない場合もある。 ●障がい者相談支援事業所の安定的運営 ・特定相談支援事業所258か所、一般相談支援事業所260か所、基幹相談支援センター13市町村、16か所 ・1市町村平均3.3か所の委託相談支援事業所。1か所当たりの平均職員数2.9人。平均委託料は、年額9,217千円 ・大半が小規模な相談支援事業所のため、基幹相談支援センター事業の委託が困難、選定が困難。 ・相談支援事業所の職員数が少ないため、基本相談のほか、サービス等利用計画の作成や地域移行支援、地域定着 支援の活動に限界。 ・人材不足のため相談支援専門員の増員が困難。 ・報酬基準額が低いので、相談支援事業への参入に消極的。 ◎障がい者相談支援員の質的向上 ➣ サービス等利用計画、障がい児支援利用援助計画策定のため のハンドブックの作成。 ◎相談支援事業所の安定的運営 ➣ 相談支援事業所の運営の安定化に向けた支援策について調 査審議. 今後のスケジュール案 年月 24.12 25.1 月 部 会 第1回ケアマネ部会 開催 ◎ハンドブック編集方針 等の検討、協議。 障がい者計画WG ハンドブック編集方針(案) ➣本人中心の視点に立ったアセスメント、計画作成の書き方、ポイントを掲載。 多種多様な事例を紹介し、すぐに役立ちハンドブックを編集。 第1回WG開催 ※原稿集約の状況に 応じて、専門部会を 複数回開催 障がい児計画WG 第1回WG開催 ※各WGごとに、ハンドブックの構成、原稿作成を分担、作成された原稿案をもとに内 容の検討協議を行い、最終原稿案を作成。 2月 3月 4月 第○回ケアマネ部会 開催 ◎ハンドブック案の最終 確認。 第1回ケアマネ部会 開催 ◎検討項目等の協議。 ※複数開催 9月 第○回ケアマネ部会 開催 ◎支援策の最終確認 第○回WG開催 第○回WG開催 最終原稿案 ※障がい者相談支援事業所の運営の安定化、効率化に向けた支援策の検討 ・相談支援事業所の現状、抱えている課題等を把握のうえ、その要因を明らかにし、 その解決方策について協議検討。 《検討項目例》 ①相談支援事業所(相談支援専門員)の整備必要数 ②相談支援事業所におけるSV機能のあり方(基幹相談支援センター、相談支援 事業所内でのSV体制のあり方等) ③運営安定化方策(他の障がい福祉サービス事業との一体的運営等)
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