“比例”“反比例”について ◆ともなって変化する2つの事柄があるとき、その2つの事柄間での“変 化”の関係には、いろいろの形に分類できる。例えば、①“比例”の関係、 ②“反比例”の関係、③“1次関数”、④“2次関数”の関係 等である。ちな みに、①②は1年生で、③は2年生で、④は3年生で学習する。 “比例”:ある事柄が2倍、3倍・・・と変化したとき、他方も2倍、3倍・・・と変化 する関係。 ● “反比例”:ある事柄が2倍、3倍・・・と変化したとき、他方は1/2倍、1/3倍・・・ と変化する関係。 ● ◆2つの事柄“変化”の関係を表現する方法には、“数式”、“表”、“グラ フ”等がある。 それらにはそれぞれの特徴がある。特徴を理解し、かつ、表現方法を変 更する学習が必要。 “比例”“反比例”について ◆“数式”、“表”、“グラフ”の特徴(学習内容): ● “数式”は厳密であるが、関係が分かりにくく、計算が大変である ● “表”は、扱いが簡便であるが、関係がグラフ比べて分かりにくく、厳密 性にかける ● “グラフ”は、関係が分かり易いが、数式に比べて厳密性にかける ◆パソコン(PC)が手軽に利用できる最近では、“数式”の扱いが、今後 さらに必要。 ◆1年生では、“比例”と“反比例”について“数式”と“表”と“グラフ”の関 連を学習。具体的には、 ● “表”“グラフ”“数式”から、“比例”や“反比例”の関係を判断する方法、 ● “表”、“グラフ”から“数式”を求める方法 ● “数式”から“表”や“グラフ”を書く方法
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