Ⅳ 警察基盤の整備・充実強化対策の推進 1 人的基盤の充実強化 警察官の増員 (当初要求額 (前年度比 (1)サイバー空間の安全確保のための体制強化【継続】 ○サイバー犯罪の取締り強化 ◆サイバー空間に違法・有害情報が 氾濫 ◆捜査の困難性、広域性、罪種の 不特定性により、サイバー空間に おける犯罪対策が不十分であり、 新たな治安悪化の要因 ◆平成23年7月から「全国協働捜査 方式」を本格実施し、違法・有害 情報の取締りを強化 違法情報 2,000 有害情報 35,000 1,800 1 ,5 9 9 IHC通報に基づく検挙件数 1,600 30,000 1,400 25,000 1,200 20,000 1,000 15,000 800 600 10,000 405 28 5 0 H18 H19 H20 200 110 10 H21 ◆サイバーテロ・サイバーインテリジェンス 事案が世界的規模で頻発 ◆日本においてもサイバー攻撃の脅威が 顕在化 ◆サイバー攻撃事案の実態解明や取締り を行う体制は極めて脆弱 400 5,000 0 H22 H23 ※ 平成23年7月~全国協働捜査方式による取締りの本格運用開始 (2)検視体制の強化【継続】 (3)暴力団対策を強化するための体制強化【新規】 ◆警察における死体取扱が急増 平成11年約11万4,300体→平成23年約17万3,700体 ◆死因究明に対する国民の関心の高まり ◆犯罪死の見逃し防止のためには、検視官の臨場率を50% に引き上げることを目標とすることが適当との提言 死体取扱件数 検視官の臨場件数 検視官の臨場率(※) 大阪の件数 12,956件 (全国第3位) 3,661件 (全国第2位) 28.3% (全国第39位) (平成23年中) 全国の件数 173,735件 63,626件 36.6% (全国平均) ※死体取扱件数に占める検視官が現場臨場した件数の割合を示す。 千円) 千円) ○サイバー攻撃対策の強化 インターネット・ホットラインセンター(IHC)が受理した違法・有害 情報の件数及びIHCからの通報に基づく検挙件数の推移 40,000 63,669 +36,121 ◆全国で、暴力団排除に向けた気運が向上 ◆暴力団の意に沿わない事業者に対する拳銃発砲等、暴力団犯罪 が凶悪化 あらゆる角度から警察力の強化が必要 警察庁は平成25年度概算要求で545人の 地方警察官を増員要求 大阪は45人の増員を試算
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