労働時間短縮の進展

2節.労働時間短縮の進展
実労働時間:
所定労働時間+所定外労働時間-有給休暇
資料出所:厚生労働省「毎月勤労統計調査」
労働時間短縮の背景
① 労働基準法の改正
Before
従来の法定労働時間:8時間/1日 48時間/1週
After(1988年) 40時間/1週
② 政府による労働時間短縮の推進
政策《経済運営5ヵ年計画》を発表。(1988年)
「週40時間を労働時間制の実現を期し,年間総労働時間を1800時間を
達成することを目標とする。」など、積極的に労働時間短縮を推進。
③ 労使による自主的な時短への取り組み
労働時間制度の改正のみならず、経営システムや生産の仕組みを見直
すことにより、生産性の向上をはかった。
⇒経営革新や生産性向上をもたらす。