TeraVPNシステム オープンなSSLベースVPNであるOpenVPNをベースに、VPNを運用・管理するために開発した仮想 HUBサーバプログラムと、VPNクライアントプログラム(アプライアンスに組み込む場合と専用GateWay を介する場合がある)を組み合わせ、簡易にかつ低コストに運用管理できるようにしたものが、 TeraVPNシステムである。 既設ルータ VPN-GateWay 既設ルータ 既設ルータ TeraVPN仮想HUB(既設の自社サ ーバやレンタルサーバにインストー ルして使用する) IPカメラなど GateServer2など TeraVPNを内蔵した 機器 既存PCなど 基本仕様 • • • • • • • • • • • • • • • • • • ・vpnはserverモードで起動する。 ・1仮想ハブごとに1 vpnサーバデーモンを起動する ・複数の仮想ハブは、ポート番号で分けられる ・vpnサーバは、tapデバイスでclientとVPN接続を行なう ・vpnサーバ側のtapデバイスにはIPアドレスは割り当てない ・1つのvpnサーバに接続される複数のclientは同一のtapデバイスに接続され、 vpnのclient-to-client機能により相互通信が可能となる ・clientからの接続要求時の認証は、証明書のほかにauth-user-pass-verify機能 を使い、仮想ハブ管理サーバに問合わせての認証も行なう ・各tapデバイスに対し、それぞれ独立にdhcpdを起動させることができる ・別のvpnサーバのclient間のブリッジやフォワードは行なわない ・internetへのゲートウェイは行なわない (なお、internetへのゲートウェイ機能は個々のVpnGWにて設定可) ・vpnサーバに接続しているclientに対して提供するサービスは、 ・同一仮想ハブに接続しているclient間のVPN通信(ブリッジ) ・仮想ハブごとのdhcpサーバサービス(on/offなど設定可)のみである ・仮想ハブサーバと仮想ハブ管理サーバは同一マシン上で動作する ・仮想ハブサーバと仮想ハブ管理サーバのIPアドレスは共用している (なお、IPアドレスを分離することは容易である) ・仮想ハブの作成や変更、廃棄は、仮想ハブ管理サーバから行なわれる
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