院内新聞

7月号
知ってほしい
すずかけの木通信
歯科と喫煙
喫煙は癌や呼吸器疾患などの多くの病気の原因であることはよく知られています
一方タバコの煙の入口となる口腔、特に歯茎は直接その影響を受けることになります
そこで今月は喫煙の歯科への影響を説明します
◈主な歯科的弊害◈
タバコに含まれる『ニコチン』という物質は血液の流れを悪くし身体の
抵抗力を下げると言われていますので、
•歯周病になりやすく、歯周病が治りにくいといわれています
あるデータによると、喫煙者は吸わない人に比べて2~6倍
歯周病になりやすいと言われています
•歯肉はメラニンの沈着により黒ずむ
•人工歯根を顎の骨に植えるインプラント治療では喫煙者は成功率
が低下します これも血流が悪いことが失敗の原因になるためです
喫煙者における
肺の変化
たばこの煙は喫煙している本人だけではなく周りの人にも影響を及ぼします. ニコチンなどの
各種有害物質の発生は主流煙より副流煙の方が多く、毒性が強いと言われています. 大切
な家族や周りの人にも影響について考える必要があります.
H23.6.30 作成者 増田 智美