院内新聞H25.8月

すずかけの木通信
平成25年8月号
今まで虫歯になっていない歯が
虫歯になる・・・
一度虫歯の治療をした歯が
虫歯になる・・・
虫歯の治療は・・・虫歯を削り取って欠損している所に、歯に替わる人工物をつめる修復治療です。しかし治療
しても つめ物の下からまた虫歯になってしまうことがあるのです。虫歯の再発で二次カリエスと言います。
人工物は必ずやりかえの時期が来ます。原因は・・・
①もともとブラッシングが不十分などにより虫歯になった所ですので、再び虫歯になる可能性は十分あります。
②修復物は歯と全く同じものではなくあくまでも代替品です。出来る限り隙間がないように精度の良い物を作り、
外れにくいようにセメントでつけても限界があります。
③歯は熱い物とふくむと膨張し冷たい物をふくむと収縮します。それがお食事の度に繰り返されます。歯と材質が
違うため、きしみ具合も異なり当然ギャップが出きてきます。そこに虫歯菌が侵入する可能性が高まります。
しかし、あきらめないで下さい!!
どうして二次カリエスになってしまったのかを診査し、患者さんに合った
治療方法を提案し全力でサポートします。例えば・・・
★フロスが引っ掛かるようになれば、そこにプラークが付きやすくなり、虫歯になりやすくなる(厳密には
虫歯になりかけている)ため早めのやりかえをお勧めします。
★虫歯が大きくなる前に発見して治療をする事で、歯を削る量が少なるため、早めの治療をお薦めします。
★部分修復の場合、人工物の中でも比較的歯の性質に近い材質(硬度や熱膨張などを考慮した)を提案します。
(e-maxと言うセラミックスですが、保険外の材質です)
★デントカルト(むし歯菌検査)を行って、患者さんに合った予防方法を考えます。
★過剰な力によって、ひずみを生じることがあります。そのように方にはナイトガードの使用をお勧めします。
★お口の中の小さな変化をいち早く見つけるため、定期健診をお勧めして、患者さんと一緒に、歯と心の健康
に全力を尽くします。
私たちスタッフは患者さんのサポーターです。患者さんの希望・要望をお聞きし、患者さんに合った
治療や予防を一緒に考えていきます。いつでもご相談下さい。
H25.07.31 作成者 山崎信子