精神障害者に対する社会的偏見・ 差別を撲滅するプロジェクト 2011/9/28 Ver.1.2 最終目標 精神障害者に対して、 差別・偏見のない社会 をつくる 精神障害者を取り巻く環境 精神疾患当事者・精神障害者 に対する誤解・偏見・差別 孤独感 苦しみを共有する 仲間がいない 人権軽視 社会的弱者になる(就職はか なり不利に。障害年金や生活 保護に頼らざるを得なくなる) 社会からの迫害・隔離 肩身の狭い生活を 余儀なくされる 当事者の思考の 屈折・変節 人間関係の崩壊 (友人・家族など) 差別・偏見が生まれるメカニズム 中学・高校 ? ? 正しい教育がなされてお らず、正しい知識を得て いない 柔軟性・吸収力のある 十代の若いうちに正しい 教育が必要だが、なさ れていないのが現状 正しい理解ができない 悪循環 教科書に精神疾患の 項は今現在もない 社会(差別・偏見が大勢) 社会に出て、世間の流れに 流され、差別・偏見へ向かう 学生・生徒が社会に出、親に なり、次世代にも同じことが繰 り返される ここが差別・偏見の源泉 アクションプラン① 発起人 他団体 ノーチラス会 他団体 大団体化 (患者会連合を結成) アクションプラン② 患者会連合 著名人・有名人 によるサポート 文部科学省 圧力 圧力 事前根回し N H K 厚生労働省 経団 連 経済 産業 省 民 放 マスコミ 要求事項:認定教科書の改訂(精神疾患 の項の盛込み)、教師への教育実施、全国 都道府県の教育委員会への通達実施 マスコミの情報伝播 力を上手く利用する 要求事項:精神障害者の雇用改善、精神 疾患の正しい知識の周知徹底・啓蒙推進、 各種制度(障害年金、手帳、自立支援な ど)の改善、精神障害者の人権保護 進捗管理表 ※最短のケースで構成 資料作成 ヒアリング実施・資料へ反映 ノーチラス会へ上程・ご相談 ノーチラス会内で議論、賛同者増を目指す 他団体への、運動への参加呼びかけ 患者会連合結成 マスコミへ事前根回し 文科省と交渉 厚労省と交渉 11年9月 10月 11月 12年6月 13年5月 13年9月 14年4月 16年3月 まとめ 精神疾患への差別・偏見・誤解の源泉は、教育不足にある。 中学、高校の若いうちに、正しい知識を身に付けるための教育を施す必要がある。 そのためには、文科省認定教科書の改訂が必要である(現在、精神疾患の項目なし)。 教科書に「精神疾患の項」を設けることで、正しい知識が身に付く可能性が大きく増す。 同時に厚労省についても、「精神疾患に対する認識」を是正し、正しい知識を社会に啓 発していくよう、求めていく。 さらに、精神障害者の就労問題や待遇の改善、障害年金・手帳・精神通院自立支援制 度、障害者福祉などの改善を求めていく。 アクションプランとしては、草の根活動では限界があるため、患者会連合を結成し、文科 省、厚労省と交渉する。 また、マスメディアを有効活用し、本活動を良い方向にクローズアップしてもらう(NHK が比較的協力的と思われる) 巻き込めるものはすべて巻き込み、運動を社会の大きなうねりとする。 厚労省の最近の動き 認知症に加え、 うつ病や他の精 神疾患患者数が 急増しているた め 出典:2011/7/7 産経ニュース 「心の~」の表現について 「心の病」、「心の風邪」といった表現が 世間一般でよく使われます。 これは私の持論になりますが、「心の~」 という表現は、非常に曖昧で、誤解を招 きやすいので使用しない方がよいと思っ ています。 「心」という言葉自体が、定義が曖昧なの で、誤解を流布することにつながります。 うつ病などは、「脳内神経伝達物質の伝 達機能異常」と科学的にほぼ原因が解明 されています。 平成23年厚生労働省ポスター 平成23年日本医学会ポスター (日本医師会の枝葉団体) したがって、「心の~」という表現は誤りで、「脳の病気」というのが、より適切だと私は考えています。 うつ病は「心の風邪」程度の軽い病気ではありません。完治するとはいえ、風邪のように1週間やそこら で治るものでもありません。 「心の~」の表現も、同時に撲滅していきたいと考えています。 最終目標(改めて) 精神障害者に対して、 差別・偏見のない社会 をつくる End of Slides
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