P2Pグリッドコンピューティング

P2Pグリッドコンピューティング
パーソナルコンピュータ(PC)
を使ったグリッドコンピューティング
パーソナルコンピュータ(PC)を使ったグリッドコンピューティング
„
„
オーバーレイネットワーク
PCの爆発的な普及・・・しかし一般的な
PCの
のCPU使用率はわずか数%
PCの爆発的な普及・・・しかし一般的なPC
CPU使用率はわずか数%
膨大な遊休資源の有効活用 (SETI@home etc.)
一般利用者は計算資源を一方的に提供するのみ
Internet.
各個人所有のPC
を相互に利用する分散コンピューティング環境の実現
各個人所有のPCを相互に利用する分散コンピューティング環境の実現
„
利用要件を満たすPC
(計算機資源)を効率的に発見する機構の必要性
利用要件を満たすPC(計算機資源)を効率的に発見する機構の必要性
物理ネットワーク
オーバーレイネットワーク:
オーバーレイネットワーク: P2P通信で論理的に接続したネットワーク
P2P通信で論理的に接続したネットワーク
„
オーバーレイネットワークで計算機資源探索
利用者のPC
利用者のPC
全体の管理者不要
対故障性
スケーラビリティ
Internet.
転送を繰り返すことにより要件を満たす計算機資源までパケットが伝播
„
„
目的の計算機資源に到達するまでの転送回数が多くなると通信速度の低下・不必要なパケット
の増加
全探索は困難 限られた転送回数で適切な計算機資源を見つけることが重要
送信先
利用傾向に基づいたオーバーレイネットワークの最適化
„
利用する可能性の高い計算機資源までの転送回数が少なくなるように最適化
高
Aの利用要件を満たす確率
A
低
Aにはあまり必要なし
Aがより利用しやすい
B
A
D
D
B
C
C
リンク
張替え
計算機資源のランダムな配置
計算機資源の配置を最適化
リンク張替えアルゴリズム
要件を満たす計算機資源が見つかる確率
0.7
B
A
C
A
検索パケットの伝播
利用要件を満たした計算機資源と接続する
(近い将来利用される可能性大)
同じ利用者に利用される計算機同士を接続し、
検索パケットを転送する。
(同じ計算機を使う利用者は傾向が似ている可能性大)
直接通信
転送1回以下
転送2回以下
0.6
0.5
0.4
0.3
0.2
0.1
0
1
5001
10001
探索要求回数
15001
少ない転送回数で目的の計算機資源発見!
20001