雪国におけるセンサネットワーク利用 0312005095 高橋孝輔 積雪寒冷地域生活支援 ユビキタスネット構築検討 すべての国民がユビキタスネット社会の恩恵を受 けられるようにすることを目指す「u-Japan政策」 雪による障害や不便さを軽減する対策 雪をプラス面で捉える意識やニーズを顕在化 電波利用技術の利用可能性の検討、生活支援モ デルシステムの提案、モデルシステムの有効性を 検証 累計降雪量が多い青森市で試験が実施 求められているもの 交通情報、運行情報をリアルタイムに提供できる機能 積雪情報・路面情報・除雪情報をより詳細に、リアルタイムに入手できる機能 交通障害となる路面凍結や吹雪での走行を支援するための機能 雪崩予知や屋根積雪加重など幅広い分野で活用ができる機能 リアルタイムで行えることが重要な課題 行われた実験 2.4GHz帯アドホック通信システム -PER(パケット・エラー・レート)の測定 -受信電波強度の減衰量の測定 測定位置 通信距離50m~140m、10m間隔 受信ノード高[hr]=1.53m 送信ノード高[ht]=1.53m 送信パケット数 1,000 パケット 測定回数 基本1回 ただし、受信成功数が1,000 パケットに達 しない場合、あるいは状況に変化が予想された場合、複数回と する 行われた実験 センサデータ伝送実験 実験結果 降雪の有無による電波減衰はみられたが、無線通 信性能に有意な差は認められなかった⇒寒冷地に おいても無線システムは十分に利用可能 低温環境における機器への対策 積雪や落雪対策→電波伝搬路が遮蔽されても自 立して迂回できるため有効である 気象観測データとほぼ一致するデータできめ細か なデータ取得が可能 自分の考えた利用方法について -雪が積もって危険な場所の判別が容易 荷重センサを用いた屋根からの落雪回避 積雪センサで積雪量の判断 -除雪作業の効率化 積雪センサを用いた積雪量の判断からどの 場所の除雪をすべきかということの判断 -スキー場の積雪の状態の把握 各コースの積雪や風の状態をやりとりし、ほ ぼリアルタイムでゲレンデの状態を把握がで きるのではないか 参考文献 参考URL 積雪寒冷地域生活支援ユビキタスネット構築検討 会報告書 総務省 東北総合通信局 http://www.ttb.go.jp/houkoku/sekisetu/index.html
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