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2009.10.7
演習(2年生)
課題
電車の席の割り当て
• 市場経済の基礎概念
– 限られている財を割り当てるために
– Price mechanismを導入=市場を作る
– 買うか売るかを各自に自由に選ばせる
現状 席の割り当てに働く仕組み
1. 優先席は勿論、一般席でも自発的に譲るという慣習
– 必要性の目立つ人は対象(お年寄り、妊婦、怪我人
– しかし必要性が目立たない人は対象外
2. グリーン車
– グリーン席数と料金が固定しているので、ほとんどの
時は 需要>供給 又は 需要<供給
– 事前購入 不便、経費増
– 使用中のチェック 不便、経費増
現状その2
個人作戦
• 早目に並んだり乗ったりして席を確保する
– 同行者の分も
• 次の駅で降りそうな人を探して近くで立つ
• 「具合が悪いから席を譲ってくれませんか」と
やさしそうな人に求める
• その他?
想定するシナリオ
• 朝の通勤時間帯
• 遠い郊外駅から都内駅まで
– 乗車時間30分以上
– 途中駅では誰も降りなく、ますます混雑する
• 問題 今よりよい方法はないか?
– 席をより効率的に割り当てる
– 「つらい」、「不快」、 「不公平」、 「無駄」など、
乗客の不満をなるべく抑える
– B2C or C2C?
課題 次世代の電車の席の割り当て
• グループでブレインストーミング
• 次回の授業で発表 (10分以内)
– 仕組みの説明
• B2C or C2C
– 効率性
– 乗客が受け入れる可能性
– 鉄道会社が受け入れる可能性
– 問題点