パケットの流れ BPM 1.HTTPメッセージの生成 ①リクエスト:クライアント→サーバ。何を(URI、文書や画像)どうしてほし いのか(メソッド、GETやPOST)。ファイルの呼出しは一度に一つだけ。 ②レスポンス:サーバ→クライアント。実行結果とその状態。 ③IPアドレスの調査:ドメイン名(人が対象、255バイト)からIPアドレス (機械が対象、32ビット)への変換。 ブラウザ HTTPメッセージ OS TCP TCP HTTP断片 TCP HTTP断片 MAC TCP HTTP断片 2.パケットの生成 ①ソケットを生成する。送信元IP&ポート番号、受信先IP&ポート番号、 通信状態(どこまでデータを送ったか、データ送信後の経過時間は)。 ②コネクションの作成。接続、データ送受信、切断の3フェーズ。 ③パケットの生成。MTU(Maximum Transmission Unit)に基づいて データのためこみと分割。 ④TCPヘッダの作成。送/受信ポート番号、パケットの通し番号。 ⑤IPヘッダの作成。送/受信IPアドレス、生存期間。 ⑥MACヘッダの作成。送/受信MACアドレス。受信MACアドレスは相 手サーバまたはルータ。IPアドレスとMACアドレスの変換はARP (Address Resolution Protocol)。 IP IP LANアダプタ ハブ 3.LAN内での伝送 ①ハブは、送信元機器からパケットを受信したら、接続された全ての機器 にパケットを送信。 ②受信先機器は、パケットの受信先MACアドレスが自分に該当すれば 受信し、そうでない場合は捨てる。 ルータ MAC 0 <TCPヘッダ> 送信元ポート番号 32bit 0 受信先ポート番号 <IPヘッダ> IP 32bit TCP 0 HTTP断片 <MACヘッダ> 32bit 受信先MACアドレス Ver. シーケンス番号(送→受) ID情報 確認番号(受→送) 生存期間プロトコル番号 フラグ フラグメントオフセット 送信元IPアドレス 受信先MACアドレス 送信元MACアドレス 送信元MACアドレス イーサタイプ 4.インターネットでの伝送 ①ルータは、パケットの受信先IPアドレスまたはそれを含むネットワーク のIPアドレスを経路表から探し、指定されたポートにパケットを送信する。 ②ネットワーク方式の違いによりパケットのMTUがイーサネットのそれよ り小さい場合は、パケットを分割する(フラグメンテーション)。 ③OSのTCP/IPと同様に、受信先機器(目的の計算機か中継ルータ)の MACアドレスをセットする。 受信先IPアドレス チェックサム データ データ データ All Rights Reserved Copyright © 2004, Kobayashi 0
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