第2回 電場 荷電粒子の間にはたらく電気力の大きさは: q1 q2 f r q1, q2 : 荷電粒子の電荷の大きさ r: 荷電粒子間の距離 ε0 : 真空中の誘電率 同符号のとき, q1q2 > 0, f > 0, 斥力がはたらく. 異符号のとき, q1q2 < 0, f < 0, 引力がはたらく 電気力をベクトルで表すと: q1 q2 (q1q2 > 0) ベクトルの向きと大きさが一致していることを 確認! 遠隔作用論(クーロンの考え方) 遠く離れた荷電粒子の間に電気力がはたらく 力は一瞬で伝わる(力の伝わる速度は無限大) の位置が変わった, という情報は一瞬で に 伝わる 近接作用論(ファラデーの考え方) ある1つの荷電粒子がその周りの空間を変化させ, 電場(電界)をつくりだす. もう1つの荷電粒子はその電場から力を受ける の状態が変わる → 電場が変化する → に情報が伝わる 力は有限の速さ(c: 光速)で伝わる 電荷q1の荷電粒子が位置 → r に作り出す電場: q1 → ある位置 r における電場の大きさはその位置に 置かれた荷電粒子の電荷の大きさに依存しない → 位置 r に置かれた電荷q の荷電粒子が電場 2 → Eから受ける電気力: q1 もとの表記方法と同じ! q2 → ある位置 r における電場の向きと電気力の向き は等しい → ある位置 r における電場の大きさは, その位置 におかれた電荷+1の荷電粒子が受ける電気力 の大きさに等しい 静止した荷電粒子の作る時間的に変化しない 電場を静電場という → 位置 r1にある電荷q1の荷電粒子が位置 r に 作り出す電場: → q1 O 座標平面上で(1, 2)にある, 電荷+eの荷電粒 子Aが座標 (3, 1)に作り出す電場ベクトルを 成分表示せよ. ただしk=1/4πε0として, 答え はeとkを用いて表せ. y A に, B O x を代入して,
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