消しゴムの歴史 • 元々はパンを使っていた • 消すため専用のパンがあったわけではな く、賞味期限の切れたようなパンを 字消し用として売っていたようだ • 特に油分の少ない方が紙にもよく、 重宝された 発見者 • 1770年4月15日 イギリスの科学者 ジョゼフ・プリーストリー • ブラジル産のゴムに紙に書いた鉛筆の字を 消し去る性質があることを発見したのが 消しゴムの始まりである • それによって、パンによる字消しは 木炭デッサン以外に用いられることは 少なくなった • 1772年頃にはロンドンで市販されており、 「rub out(こするもの)」と呼ばれた。 • これが、今日ゴム一般を意味する 英単語ラバー(rubber)の語源である。 • 現在欧米では発見日とされる4月15日を Rubber Eraser Dayなどとしている。 • 明治になり、義務教育制度になった事によ り、文具の需要がのび、 消しゴムが大量に必要になった • しかし、当時消しゴム製造技術が 無かったために輸入に頼るしかなかった • 1959年、日本のシードゴム工業 (現在の株式会社シード)が、 より消去性に優れた 「プラスチック字消し」を開発 • 以後その性能から市場の主流となる。 • 天然ゴムの消しゴムは、特殊な用途以外 は原材料としてほとんど使用されなくなっ た。
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